こうして管楽器はつくられる【開発編】 ~ウィーン・フィルを支えた管楽器開発の舞台裏~

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  • ヤマハミュージックエンタテイメントホールディングス
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  • Amazon.co.jp ・本 (168ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784636975161

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  • ウィーン・フィルの伝統を支える楽器。
    マイスター制度はあるのに、新しい楽器が作られていない。
    もはや商売として成り立たないからー。
    ボロボロの楽器を抱えたウィーン・フィルの管楽器奏者が泣きついたのは、日本の楽器メーカーだった。

    「日本人の作ったオーボエなど吹けるか」という音楽家。
    冷笑する楽器商。
    莫大な開発費をどうする?
    こんな話を読んでいくと、もう、頭の中に中島みゆきの「地上の星」が鳴り響く。
    そう、プロジェクトXのようなのだ。

    もちろん、ホルンの巻き方(クルスペタイプとガイヤータイプ)、真鍮の成分が音質にどう影響するか、ファゴットのボーカルのキャラクターなど、楽器を知っている人でないとかなり難しい話もある。
    が、前著より、はるかに読みやすい。

    思えば、オーケストラの楽器のほとんどを作れるメーカーって、世界的にも珍しい。
    ヤマハって、すごい会社なんだなあ。

  • ウィーンフィルで使われている楽器は伝統のウィンナモデル。ffでも弦楽器の音をつぶさない音。
    独自の音色、複雑な機構がなく演奏難度は高くなる。
    真鍮の板に不純物が入って音に深みが。
    伝統とは、様々な試行錯誤の中から時間の淘汰と実証を受けて残されたエッセンス。

    ジンガーのトランペット開発 1973年
     億単位?
    ヘグナーのホルン

    オーストリアのメーカーは高齢化
     オーバーホールで商売になるのに、難しい楽器を作っても売れやしない。

    見本の楽器からのコピー、X線で非破壊測定
    元の欠陥もつぶしていく
    テクニックで補う必要がなくなり、演奏がうまくなる

    オーボエ1977、ファゴット1980・・・

    メンズール
     管の内径形状

    音を言葉で表現すること自体が難しい。
    音色とは? 吹奏感。

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