拷問刑罰史

著者 :
  • 雄山閣
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感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784639022381

作品紹介・あらすじ

日本における拷問や刑罰の種類、実態、方法などを豊富な図版で克明に解説。その史実を探求した歴史的名著がより読みやすい改訂新版となってついに復刊。

感想・レビュー・書評

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  • 江戸の時代考証と刑罰系ならこの人と有名な著者様の拷問本。前から読みたかったのだがやっと読めた。
    それにしていても読んでいて自分が痛くなってしまう。気弱な人なら読んでいて貧血になりそうだ。拷問の図も分かりやすく描かれているので読みやすい。読みやすいがこれは家でフムフムと読む物であって、うっかり電車の中で読んではいけない。図が豊富なだけに(女囚の図も多い)三角木馬の拷問図を満員電車の中で広げている時の気まずさといったらない。
    この本を読んで、今まで時代劇と西洋の拷問とを混ぜてイメージしていた事に気付かされた。そして段々と時代が経つにつれ、刑罰も優しくなっているのだなと思った。平安、鎌倉時代の刑罰は中々壮絶である。今の世に生まれて良かったなあと感じてしまう本。

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著者プロフィール

名和弓雄(なわ ゆみお)
明治45年(1916)1月、福岡県北九州市に生まれる。
時代考証家・武術家(正木流万力鎖術宗家・江戸町方十手捕縄扱様宗家)
平成18年(2006)9月逝去。
〈主な著書〉
『十手捕縄の研究』、『間違いだらけの時代劇』、『続間違いだらけの時代劇』、『図解 隠し武器百科』、『絵でみる時代考証百科シリーズ』、『十手・捕縄事典 江戸町奉行所の装備と逮捕術』、『長篠・設楽原合戦の真実 甲斐武田軍団はなぜ壊滅したか』ほか多数。

「2022年 『拷問刑罰史 改訂第二版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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