十手・捕縄事典 新装版 江戸町奉行所の装備と逮捕術

  • 雄山閣 (2019年3月26日発売)
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本 ・本 / ISBN・EAN: 9784639026389

感想・レビュー・書評

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  • 筆者が長年かけてあつめた十手現物のコレクションからスコットランドヤードの警棒まで、カラーページで惜しみなく披露してあります。

    興味深いと思ったのは、十手術というのは真言密教と関連があるようで、季節と方角を合わせてふるう、という様式があったようなんですが。いくら時代が悠長でも、現場ではそんなん構ってられないだろうな、とも思いました。

    いま、学校現場なんかではさすまたが見直されているという話を聞きましたが。十手術そのものもなかなか面白く、この本では文章で説明されているのですが、それだけでは理解が難しい。やはりビデオ的なもので説明があったらよかったなと思いました。

    とにかく圧巻の本。

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著者プロフィール

名和弓雄(なわ ゆみお)
明治45年(1916)1月、福岡県北九州市に生まれる。
時代考証家・武術家(正木流万力鎖術宗家・江戸町方十手捕縄扱様宗家)
平成18年(2006)9月逝去。
〈主な著書〉
『十手捕縄の研究』、『間違いだらけの時代劇』、『続間違いだらけの時代劇』、『図解 隠し武器百科』、『絵でみる時代考証百科シリーズ』、『十手・捕縄事典 江戸町奉行所の装備と逮捕術』、『長篠・設楽原合戦の真実 甲斐武田軍団はなぜ壊滅したか』ほか多数。

「2022年 『拷問刑罰史 改訂第二版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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