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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784639030140
作品紹介・あらすじ
縄文人にもファッションがあった!
編布研究に半生をかけ、編布の数々の謎を解明した名著。
・日本最古〈縄文〉のまぼろしの布、「編布」の謎が解けた
・衣を付けた土偶や、出土遺物から、素材・道具・制作技法を解明
・縄文時代のファッションを復元
2020年の同書「増補版」を底本とした「新装版」刊行。
感想・レビュー・書評
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1. 縄文時代の編布についての研究
- 縄文時代には「編布」という日本最古の布が存在した。
- 編布の製作方法に関心を持ち、特に青森県弘前市の遺跡から出土した土偶について言及。
- 縄文時代の衣服は獣皮製ではなく、気候に適した通気性のある素材で編まれていた可能性が高い。
2. 編布の技術と道具
- 越後アンギンの製作法が縄文時代の編布と類似していることが分かった。
- 編布の製作には、特定の道具と技術が必要であり、これらは地域ごとに異なる。
- 研究者は、縄文時代の編布を理解するために、現代の編み方と比較した実験を行った。
3. 編布の出土例と地域性
- 九州地方では、特に鹿児島県などで多くの編布の出土例が報告されている。
- 佐賀県や熊本市などの遺跡からも詳細な編布圧痕が見つかり、地域ごとの技術的違いが明らかになった。
- これらの出土品は、縄文時代の社会構造や文化を理解する手がかりとなる。
4. 社会文化的背景
- 縄文時代には、食文化や住文化と同様に、衣文化も非常に重要であった。
- 編布はただの衣服ではなく、社会的地位や文化的アイデンティティを表現する要素でもあった。
- 縄文人のファッションや装飾品についても言及されており、当時の生活様式が浮き彫りとなる。
5. 研究の影響と今後の展望
- 編布に関する研究は、考古学や民族学、文化人類学において重要な役割を果たしている。
- 今後も新たな発見や技術の進歩により、縄文時代の編布や衣文化に関する理解が深まることが期待される。
- 研究者は、過去の技術を現代に生かす方法や、地域の文化遺産の保護についても考慮している。
尾関清子の作品
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