臨床心理学キーワード 補訂版 (有斐閣双書 KEYWORD SERIES)
- 有斐閣 (2005年10月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (267ページ)
- / ISBN・EAN: 9784641058811
作品紹介・あらすじ
臨床心理学に関する基本的な事柄・用語の中から重要な110のキーワードを選び、1〜4ページの読み切りスタイルで平明に解説。巻末に臨床心理学の基礎用語と関連の人名解説を付し、学習のいっそうの便を図った。概念の正確な把握、不確かな知識の整理と検証に最適。
感想・レビュー・書評
-
私が買った参考書の中でいちばん役に立った気がします。
-
勉強に役立ちます。基本的なこと。
-
1890円購入2006-01-00
-
『有斐閣双書キーワード』シリーズの一冊。巻末の資料は専門事典チック。
※改訂版が2005年に刊行(http://www.yuhikaku.co.jp/books/detail/4641058814)
【紹介】
坂野雄二 [編]
2000年03月発売
四六判並製カバー付, 276ページ
定価 1,944円(本体 1,800円)
ISBN 4-641-05869-5
臨床心理学の基礎的知識から最近の臨床心理学の課題,動向,展望までの知識に関する基本的用語・キーワードを見開き2ページを中心に解説。臨床心理士などの資格試験受験に役立つ事典。巻末には臨床心理学の基礎用語・人名解説を付け学習の一層の便を図った。
臨床心理学の基礎理論をはじめ,アセスメントの意義,心理検査法,さまざまな治療法,さまざまな障害と診断法,臨床心理学がおこなわれるさまざまな場,研究法,そして臨床心理学の課題と展望など,臨床心理学の多岐にわたる領域の知識の基本的用語・キーワードをコンパクトにまとめた読める事典。不確かな知識の整理と検証に役立つ便利な書。
<http://www.yuhikaku.co.jp/books/detail/4641058695>
【目次】
はしがき(2000年の新しい年を迎えて 坂野雄二) [i-ii]
目次 [iii-viii]
執筆者紹介 [ix]
第1章 臨床心理学の基礎理論
01 精神分析学理論 002
02 人間性心理学の理論 004
03 行動理論 006
04 認知行動理論 008
05 社会的学習理論 010
06 心理学的ストレス理論 012
07 精神医学 014
08 心身医学 016
09 精神生理学 018
10 精神薬理学・行動薬理学 020
第2章 臨床心理学的アセスメントの意義
11 発達診断法 024
12 行動検査法 026
13 心理検査法とテストバッテリー 028
14 精神生理学的アセスメント 032
15 神経心理学的アセスメント 034
16 診断基準 036
第3章 心理検査法の実際
17 性格の特徴を評価する 040
18 知能を評価する 044
19 発達を評価する 046
20 さまざまな症状や病理を評価する 048
21 不安や恐怖を評価する 050
22 抑うつ気分を評価する 052
23 認知を評価する 054
24 その他の心理検査 056
25 健康を評価する 058
第4章 さまざまな治療法
26 精神分析療法 062
27 交流分析 064
28 集団精神療法・サイコドラマ 065
29 来談者中心療法 066
30 行動療法 068
31 認知行動療法 070
32 認知療法072
33 論理療法(合理情動療法・合理情動行動療法) 074
34 ストレス免疫訓練 075
35 問題解決療法 076
36 対人関係療法:IPT 077
37 SST 078
38 自律訓練法 080
39 バイオフィードバックとリラクセーション 082
40 ブリーフサイコセラピー 083
41 家族療法・夫婦療法・システムズアプローチ 084
42 催眠療法 086
43 森田療法 088
44 内観療法 089
45 絶食療法 090
46 ゲシュタルト療法 091
47 芸術療法 092
48 遊戯療法 094
49 読書療法 095
50 実存分析とフォーカシング 096
51 動作法 097
52 セックスセラピー 098
第5章 さまざまな障害と診断
53 精神分裂病および関連する精神病性障害 100
54 人格障害 104
55 解離性障害 107
56 全般性不安障害 108
57 特定の恐怖症 109
58 強迫性障害(強迫神経症)
59 外傷後ストレス障害・急性ストレス障害 112
60 社会恐怖 114
61 パニック障害116
62 気分障害(うつ病性障害・双極性障害・気分変調性障害) 118
63 身体表現性障害 124
64 摂食障害 126
65 性機能障害 128
66 性同一性障害 129
67 学習障害 130
68 注意欠陥/多動性障害 132
69 広汎性発達障害 134
70 精神遅滞 136
71 コミュニケーション障害 138
72 行為障害 139
73 分離不安障害 140
74 失語症 141
75 痴呆と健忘障害 142
76 てんかん 143
77 物質関連障害(依存症・中毒) 144
78 適応障害 148
79 睡眠障害 150
第6章 臨床心理学の場
80 学校教育相談 152
81 教育相談機関 154
82 学生相談 156
83 進路相談 158
84 電話相談 159
85 児童相談所 160
86 家庭裁判所 164
87 矯正機関 165
88 産業カウンセリング 166
89 精神病院・総合病院精神科・精神科外来クリニック 168
90 病院・心療内科 170
91 病院・小児科 172
92 病院・リハビリテーション科 173
93 病院・その他の診療科目 174
94 個人開業心理クリニック 175
第7章 臨床心理学の研究法
95 観察法 178
96 面接法 180
97 構造化面接法 182
98 事例研究法 184
99 単一事例の研究計画 188
第8章 臨床心理学の課題
100 学校カウンセリングとスクールカウンセラー 192
101 異文化カウンセリング 194
102 地域精神保健 196
103 産業カウンセラー 198
104 コンサルテーション 200
105 危機介入 202
106 健康心理学 204
107 看護心理学・医学心理学 206
108 資格問題 208
109 Evidence Based Medicine 210
110 バイオエシツクス 212
★ コラムの一覧
① プロザック 022
② 保険診療制度上の心理検査 031
③ 臨床心理学を活かせる職場 038
④ CAC 067
⑤ EMDR 087
⑥ BMI 115
⑦ 生徒指導資料 163
⑧ 生活習慣病 176
⑨ 健康行動 181
⑩ AA 190
⑪ 措置入院 203
⑫ 動物介在療法 214
臨床心理学の基礎用語 [215-]
臨床心理学関係の人名解説 [243-251]
引用・参考文献 [252-257]
事項索引 [258-264]
人名索引 [265-266] -
障害や診断、治療法、検査法などが幅広く紹介されている。心理学の勉強をしていなくても、「心のケア」が社会問題となっている今、これらのキーワードを知っておくのはよいことだと思う。直接的な解決策が示されているわけではないが、自身はもちろん、家族や友人、職場の同僚などがそのような状態となった時に適切な対処ができるのではないかと思う。
-
心理系大学院の入試対策で利用しました。
重要なキーワードがコンパクトにまとめられており効率的に勉強できます。また本のサイズも小さいのでどこでも持ち運べて便利です。 -
大学院入試で重宝しました。
臨床心理学に関するキーワードを単元ごとに説明してくれている本です。
わかりやすいので導入や復習に向いていると思います。 -
臨床心理学の重要知識がコンパクトにまとめられていて復習に最適。
-
臨床心理士を目指す方の参考書としても重宝されているようですが,私のような精神保健福祉士にとっても便利な用語集です。今後
も補訂や改訂があれば,その都度買いたいと思います。
そんな訳でこの本買ってみようと思っています。
そんな訳でこの本買ってみようと思っています。