比較政治経済学 (有斐閣アルマ)

著者 : 新川敏光

• 有斐閣 (2004年5月28日発売)

作品紹介・あらすじ

「黄金の30年」といわれた経済繁栄と福祉国家の時代が終わり、ほぼ30年が過ぎた。この間、政治学では政治と経済の関係についての関心が高まり、各国政治経済の比較分析が進展してきた。具体的事例に則して、比較政治経済学の理論や方法を紹介する。

感想・レビュー・書評

[equibalanceさんの感想 · 2022年5月19日]

［初版第1刷］2004年5月20日

[別府さんの感想 · 2022年1月22日]

【書誌情報】
『比較政治経済学』
新川敏光 (京都大学教授)
井戸正伸 (駒澤大学教授)
宮本太郎 (北海道大学教授)
眞柄秀子 (早稲田大学教授)
有斐閣アルマ > Specialized
2004年05月発売
四六判並製カバー付 ， 348ページ
定価 2,530円（本体 2,300円）
ISBN 4-641-12225-3
　国際政治 > 比較政治学
　基本書・体系書

「黄金の30年」といわれた経済繁栄の時代が終わり，ほぼ30年が過ぎた。この間の経済危機，福祉国家の危機の中で，政治学では経済に対する政治の役割についての関心が高まり，各国の経済危機への対応の比較分析が発展してきた。比較政治経済学の理論や方法を紹介する。
〈http://www.yuhikaku.co.jp/books/detail/4641122253〉

【簡易目次】
序　章　比較政治経済学への招待＝新川敏光
第１章　戦後和解体制＝新川敏光
第２章　戦後政治経済体制の変容＝新川敏光
第３章　レジームの多様性＝新川敏光
第４章　開放経済とコーポラティズム＝井戸正伸
第５章　コーポラティズムと経済実績＝井戸正伸
第６章　コーポラティズムと金融レジーム＝井戸正伸
第７章　福祉国家の発展と理論＝宮本太郎
第８章　福祉国家類型と企業・家族＝宮本太郎
第９章　福祉国家のゆくえ＝宮本太郎
第10章　政治的党派性とマクロ経済政策＝眞柄秀子
第11章　拒否権プレイヤーと政策決定＝眞柄秀子
第12章　政治体制と経済成長＝眞柄秀子
　◎引用・参考文献一覧

[nyankoteacherさんの感想 · 2014年3月22日]

１４０３２２　中央図書館
読む時間をとれず、パラパラめくり。
興味深いテキストで、政治、社会、倫理、歴史、哲学・・。どの分野にも関係するが・・。

[teshimaさんの感想 · 2010年5月25日]

70年代、石油危機への各国の対処の違いなどから急速に盛り上がった、比較政治経済学の専門書。ある程度知識があることが前提で、かなり難しい。特に11章、拒否点の概念は難解。知らなかったこと目白押しで、ためになった。

[U3さんの感想 · 2009年11月5日]

図書館

著者プロフィール

2022年11月現在
法政大学法学部教授，京都大学名誉教授

「2022年 『政治学 概念・理論・歴史』 で使われていた紹介文から引用しています。」