乳幼児のこころ -- 子育ち・子育ての発達心理学 (有斐閣アルマ)

  • 有斐閣
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  • Amazon.co.jp ・本 (340ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784641124295

作品紹介・あらすじ

子育てや子どもの発達の可能性を切り拓くために、親や環境はどうあるべきか。親・保育者の視点から学べる内容・構成で、「実践に生きる知見」をふんだんに盛り込んだ、ニュー・スタンダード・テキスト。豊富な図表・コラムとストーリー性のある叙述で読みやすい。

感想・レビュー・書評

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  • 1785円購入2011-06-29

  • 発達心理学についてのアカデミックな本。今後の子育ての参考になった。

    ・何もかも過保護には対応しない。子どもの空気を読みすぎて、先走って対応していると、子どもが自己主張できない、自主性のない人間になってしまう危険性がある。困ったらシグナルを発してくるはずなので、それをよく見て対応するくらいの緩さでいこう。
    ・好き嫌いのない子に育てるために、3歳までにいろいろな味を経験させよう。生ものなど人体に影響があるNGなものを除き、できるだけいろんな食物を食べさせよう。
    ・兄弟がいないなら、外にどんんどん出て、他のこどもと触れ、遊ぶ(心理的葛藤を経験させる)機会を多く与える。
    ・道徳心やおもいやりの心は、1~5歳の親のしつけが重要、手を抜かないようにしっかりやりたい。
    ・テレビをつけていて、子どもも一緒にみるときは、内容を解説するなど、言葉をかけるようにしよう。それにより語彙が発達する可能性がある。

  • 研究者としての立場と育てる者としての立場の両面から書かれており、様々な場面での子供の言動をありありと想像しながら読む事ができる。

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著者プロフィール

責任編集

「2012年 『社会・文化に生きる人間』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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