国際法 第２版 (有斐閣アルマ)

著者 : 中谷和弘 植木俊哉 河野真理子 森田章夫 山本良

• 有斐閣 (2011年3月24日発売)

感想・レビュー・書評

[kan-nenさんの感想 · 2013年3月13日]

国際法がどのような文脈で今に至ったのかが概括的に分かります。国際法は専門ではないものの仕事などでどこかで関わりがあるため、最低限の常識を整理したい人には有意義。
ただし、国際経済法（ＷＴＯ協定）等一部の個別論点には、ほとんどページがさかれていないので、それぞれの分野の本を読む必要があります。（もっとも、本書の趣旨からしてやむを得ないものと思います。）

[水源地さんの感想 · 2011年11月12日]

国際法の基本的な要件である、国際法の歴史、分類、期間、条約等、全てをうまく取り入れていると思う

第１章　国際社会と国際法
第２章　国家と国際法
第３章　国家機関
第４章　国際組織と国際法
第５章　国際法の存在形態
第６章　条約法
第７章　国際法と国内法
第８章　国際法上の責任
第９章　陸の国際法
第10章　海の国際法
第11章　空と宇宙の国際法
第12章　人と国際法
第13章　国際刑事法
第14章　国際経済法
第15章　国際環境法
第16章　紛争の平和的解決
第17章　武力・経済力の行使と国際法
第18章　軍備管理と武力紛争法

有斐閣アルマ「国際法入門」に比べて、１つ１つのことに触れている。

著者プロフィール

東京大学教授

「2024年 『国際法〔第5版〕』 で使われていた紹介文から引用しています。」