現代政治理論 新版 (有斐閣アルマ)

制作 : 川崎 修  杉田 敦 
  • 有斐閣
3.86
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本棚登録 : 271
感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (362ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784641124547

作品紹介・あらすじ

自由とは何か、公正な社会とは何か-われわれが直面しつつあるさまざまな政治課題は、政治的価値、理念、規範に関わる問題を含んでいる。リベラリズムとデモクラシーに関係するテーマを中心に、現代の政治理論の重要な主題や概念を取り上げて解説する本格的入門書の新版。

感想・レビュー・書評

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  • 政治学の主要概念について、様々な論点をコンパクトに解説してくれる良書です。新版でも約10年前の本ですが、特に古びた感じはしません。政治学の分野では、意外と少ないんですよね、こういう本。政治学の教科書を一通り読んだ後の知識整理のためとか、院試の準備とかに活用できそうです。

  • とあるところで勧められていたので、読んでみました。
    すべてを理解できたわけではないですが、政治について、そもそもから考える上で、参考になりました。

    そもそも「政治とは何ぞや」に始まり、「自由」や「平等」や「公共」や「国家」といった、現代の日本人にはあまりにも馴染み過ぎていて疑問すら持たないような概念について、それぞれ現代ではどのように定義されているか、また、歴史的にはどのように成立していったか、などを知り、考えるきっかけを与えてくれる本だと思いました。

    ちなみに、ある章の執筆者が、以前、同じ会社に勤めていた先輩で、ちょっと驚きました。
    その章は、自分には理解しやすかったのですが、自分のこれまでの興味関心に近い内容だったことや、一緒に仕事をしていたころの先輩の言動とつながっているように思われたことが、理解しやすかった理由だと思われます。

  • GOD

  • リベラリズムについて、社会情勢の歴史の上での変遷とその政治理論の政治家を整理できる。政治理論として知識の吸収はあるが、面白味という意味では高いものではないかもしれない。

  • 政治とは何か,権力とは何か.概念の多義的な定義を整理することは議論の前提かつ目的である.

  • 数多くのテーマが列挙されてはいるが、結局はリベラリズムとデモクラシーの問題に集約されるような印象を受けた。それが現代政治学理論の趨勢なのかもしれないが。内容的には網羅性もあり入門書としては最適だろうと思われる。

  • 2017/03/20

  • わけがわからない。

  • 同じく有斐閣アルマから出ているBASICの「現代政治学(4版)」と比べると抽象的で難解なので、それか、あるいは一藝社の「政治学の扉」(永山/青木等著)を併読することを強く勧める。
    一通り学んだ後で読むほうがしっくりくる。

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