法哲学

  • 有斐閣
4.22
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本棚登録 : 283
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784641125674

作品紹介・あらすじ

わかりたいのに、わからない、歯がゆい、くやしい-誰もがきっと抱いたことのある、このシンプルな思いに応えたい。法哲学を学ぶ面白さを伝えたい。本書はただ、そのためだけに書かれました。「そうか!」という、あの知的高揚感は、自分自身で徹底的に考えたときにしか生まれない。そのために、本書は書かれました。

感想・レビュー・書評

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  • 法哲学の関心がわかって良い

  • 321.1||Ta

  • 第1部 正義論
     Chapter 01 功利主義
     Chapter 02 正 義
     Chapter 03 自 由
     Chapter 04 平 等
     Chapter 05 権 利
     Chapter 06 正義論の最前線
    第2部 法概念論
     Chapter 07 ルールとしての法
     Chapter 08 法の価値
     Chapter 09 法の権威
     Chapter 10 解釈としての法
     Chapter 11 批判理論
     Chapter 12 遵法義務
     Epilogue 法哲学の基礎理論
    http://www.yuhikaku.co.jp/books/detail/9784641125674

  • 再読中

  • 2018/07/15

  • とてもいい教科書であります
    新人としても、かなり助かりました。
    法正義論と法概念論を分けて、かなり丁寧と詳しく現在の法哲学を論述しています。
    法哲学のすべてを論じてはないけど、大半の重要な内容は一通り含まれている、本当に感謝しています。

  • 図書館で。
    平等、良かった。

  • 【全体的にわかりやすいです。CP最高】
    多様な学説を多く提示して多角的に考えられるように配慮されています。気になった論者については次の本、というようにスムーズに進めそうです。
    「法となにか」と「法とは何であるべきか」という区別でまとめられているので、論点が理解し易い。
    前半は、論点整理が秀逸で、これ以上ないくらいの要約ではないでしょうか。欲を言えば、正義の章をもう少し多角的にしてほしかったですね。
    後半は、自然法論と実証主義の対比が秀逸です。そこからその後の展開を関連付けるので、全体像が把握し易いのは助かります。ただ、遵法義務と批判理論については紙面が足りていない印象を受けたので、別の本に進みたいと思います。

    全体的には大満足の一冊。長い付き合いになりそうです。

  • 年末年始、この一冊で終わってしまいましたが、三章自由、四章平等、スリリングでした。

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著者プロフィール

東京大学教授

「2023年 『リーガル・ラディカリズム』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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