法律の学び方

著者 :
  • 有斐閣
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本棚登録 : 60
感想 : 11
  • Amazon.co.jp ・本 (147ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784641126213

作品紹介・あらすじ

『判例の読み方』(2017年)の3人が再会! 法律を学ぶのは,つまらないし難しい──初学者の気持ちに寄り添い,悩みにこたえます。最初は無味乾燥に思えても,きっと前向きな気持ちになれる。法律を学び始めるその前に,学び方に迷ったときに,お薦めの入門書。

感想・レビュー・書評

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  • 科学者のように顕微鏡で実物を見せてやれないし、当人も医学部生のように固い決意で入ってくるわけではない、法学部生。法学部生には法律のつまらなさと正面から寄り添い、今後、法律を学ぶときの心の中持ちようの指針を書いた本。この、コンセプトそれ自体に青木先生の学生への愛情が感じられる。

    法律という概念装置で世界が違って見える。
    法と裁判の素晴らしさは終わらせることができること。合意したルールで理性的に争えること。
    刑法では裁かれる側の権利も守っている。人間は平等だから。皆の自由を守っている。
    条文をまとめ上げている秩序を知る。条文の検索は力量が要る。
    何に価値がおかれているか考え、自分にとっての正解は何か?論理的で妥当か?
    自分が何を重要と考えどう社会に働きかけるかはその人にしか考えることはできない。法学部の先生は絶対的真理を主張する宗教教祖ではない。現時点で人類が到達している価値の結晶との対話を促すだけ。

  • 法律は難しい、という感覚にまずは寄り添うべき、というアオキ先生のお言葉に励まされる一冊。初めてアオキ先生の書籍を読む読者には、まず本書最終ページの筆者紹介の内容を読んでもらいたい。本書を執筆した筆者が如何に面白い人物であるかがわかる。その人物の法学者としての「終活」たる一冊はら実に味わい深い。自由を守るために法があり、新たな一歩を踏み出すために裁判がある。法律という概念装置を通して世界を見、人類の宝物である法体系である価値との対話をすることで、未来を自分で決めていく。力ではなく言葉の力で相手に説得する。

    当たり前の価値の本当の価値実感するために過去を学ぶ必要がある。法学部では具体的な法律論学ぶことの方が圧倒的に多いが,その基盤にある書かれざる原理やルールにこそ最も重要な価値が隠れており、書かれている価値も私たちが見落としているだけなのかもしれない。法律という概念装置、とりわけ基礎法という,概念装置を通してつぶさに世界を見る、控えめで静かな眼差しは、法学入門を語る難しさと奥深さを教えてくれる。

  • 初学者本として、非常にサラッと読めるが、
    サラッと読めすぎて残るものがあまりなかったように感じる。

  • 小樽商科大学附属図書館電子ブックへのリンク
    https://elib.maruzen.co.jp/elib/html/BookDetail/Id/3000098319

    学外からのアクセス方法:
    VPN接続後または事前に登録したメールアドレス・パスワードでログインしてください。

  • 【配架場所、貸出状況はこちらから確認できます】
    https://libipu.iwate-pu.ac.jp/opac/volume/535767

  • 法律学?の概論のような内容を、有斐閣の社章から出てきた獅子、鷲のキャラクターと共に会話形式で展開する話。なんだか数学と似ているところが多々あるなと思った。
    210322

  • 法律を難解なもので勉強するのが辛くて、分かりづらいものである。それを認めた上でも法律には学ぶ意義がある。ベテラン教授と不思議な動物たちによる対話を傍聴していると法律を学びたくなってくる

  • 東2法経図・6F開架:320.7A/A53h//K

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著者プロフィール

青木/人志
一橋大学大学院法学研究科教授 博士(法学)

「2021年 『グラフィック 法学入門 第2版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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