不動産取引紛争の実践知-- 宅建業法の戦略的活用 (Lawyers' knowledge)

著者 :
  • 有斐閣
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  • Amazon.co.jp ・本 (390ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784641138247

作品紹介・あらすじ

不動産取引に関する民事上の紛争を解決する際に宅建業法の知識をどう戦略的に活用すればよいか。第一線で活躍する弁護士が,不動産売買,不動産媒介等で問題となる場面を挙げ,宅建業法を中心に,消費者契約法,商法等の規定も活用しながら紛争解決へ導いていく。

感想・レビュー・書評

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  • 宅建士の勉強をして試験を終えてから読んだので、業法の知識がすっと頭に入ってきた。
    本書のコンセプトは、主に宅建士が絡んだ不動産取引においてトラブルが発生した際に、業法の知識を交渉に役立てよう、というもの。悪く言い換えれば、交渉の際に業法違反を指摘して話をして有利に持っていきましょう、というもの。それってストレートな交渉と比べてやや迂遠ではないだろうか?搦手の話ではないか?と思ってしまった。そのため、お役立ち度百点満点ではない。
    勿論業法以外の知識も網羅されているので、その部分はストレートに役に立つ。
    自分としては業法の知識の再確認、深化に役立ったのでよかったが、普通の弁護士にとってそこまで役に立つ本とはいえないのではないか。

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著者プロフィール

弁護士(涼風法律事務所)

「2022年 『マンション判例百選』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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