はじめてのジェンダー論 (有斐閣ストゥディア)

著者 :
  • 有斐閣
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本棚登録 : 388
レビュー : 23
  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784641150393

作品紹介・あらすじ

人はなぜ,男か女かという性別にこだわるのか。その〈分類〉をいかに意味づけ,相互行為の中で社会制度に組み込んでいるのか。ジェンダーの視点で見ると,はじめて「社会」が見えてくる。ジェンダーの基礎から最新動向まで,軽妙な講義調で解き明かす,著者待望の書。

感想・レビュー・書評

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  • 初めてジェンダー論を学ぶという友人にまずは薦めるとても好きな本。参考文献の紹介も豊富で、この本をきっかけに興味のある分野を深めていくことができると思う。
    この本を初めて読んだ時、自分のジェンダーに対する価値観が刷新されて感動した。自分が無自覚だったけれど様々なことにジェンダーの視点を加えられると知ってびっくりした。
    フェミニズムに否定的な人にぜひ読んでもらいたい。

  • 大学教科書に採用されているのは納得。ジェンダー論を学び始めるにあたってベースや出発点となりそうな基本的なテーマと丁寧な解説、そして豊富で多岐にわたる読書案内付き。
    最初の読み物としてはこの上ない物だと思うし、ここから知的好奇心が刺激され、また引用されていた資料や文献へと興味が自然と広がってゆくと思う。初学者や、学び直したい方はぜひ。

  • 女性差別なんてもうないからフェミニズムは必要ないだのLGBTも今は普通だしもう権利運動なんて必要ないだのいう人たちに全員読ませたい。いや、食べさせたい。

  • この本では「ジェンダーとは」という解説に始まり、ジェンダー的偏見から女性差別について進んでいく。大学教科書に採用されているらしいけど文章はわかりやすくて、基礎的なことを知りたい人にお勧めできる。
    また、その章ごとに読書案内としてさらに深く掘り下げられる本が紹介されていて、この本を切っ掛けにさらに読みたい本が増えるのは間違いない。

    私としては、性別そのものや男女の区別、性役割規範などについては『ジェンダー入門』の方が厚く書かれている印象を持った。

    加藤さんの著書は『ジェンダー入門』に続いて2冊目。『〜入門』が2006年初版なのに対して、こちらは2017年初版。この10年、ジェンダー論の視点で見る社会状況は、ほとんど、というか全然変わっていないのかもしれない。

  • 全部読み切るのにすごく時間をかけてしまった…
    全編通してとてもわかりやすいし、作者の言葉遣いに気を遣っているのも伝わって好印象。初めて読む本としていいと思う。
    1番覚えているのは、出席番号の男女別の話。男子の後女子のものがほとんどだが、こう言う些細なところにも男女での差別(?)優劣が出ている。どちらでも支障が本当にないのなら廃止すべき。

  • 語り口が慎重で決めつけが無く信頼がおける。
    参考文献を多く載せ、さらなる学びも促す。

  • 論理的で偏りがなくわかりやすく面白かった

  • 性別とは何か?をいろいろなテーマから解説してくれています。例が分かりやすく、なるほどなと思えることが多いです。参考図書の紹介も充実しているので、ここから広げてさらに勉強しようと思えます。ジェンダー論の入門書としておすすめできる本です。

  • 社会学部の友達に「社会学部一年が読むような本だね」と言われて紹介されたが、本当に読みやすい本だった。ジェンダーに関して網羅的に触れており、また読書紹介も充実しているため、その分野でわからないことがあった時は何度でも読み返して確認してみると良いと思った。
    家に一冊置いてあると安心な気がする。

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著者プロフィール

1963年 東京都生まれ.
[現職]明治学院大学社会学部助教授.[専門]フェミニズム理論,ジェンダーとセクシュアリティの社会学.
『フェミニズム・コレクション』Ⅰ~Ⅲ巻(共編著)勁草書房,1993.「ジェンダー論になにができるか」『社会学になにができるか』奥村隆編,八千代出版,1997.

「1997年 『共同態』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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