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Amazon.co.jp ・本 (306ページ) / ISBN・EAN: 9784641150478
作品紹介・あらすじ
岐路に立つ日本企業の人事管理の,過去に学び,今を知り,未来を考えるために,経営の視点と人の視点との接合を模索しつつ,人的資源管理論の知見に基づいて一連の実務を解説。多くの現場が直面するトピックスも豊富に取り上げた,時代の要請に応える新しいテキスト。
みんなの感想まとめ
人事管理の現状やトレンドを理解するための実践的なガイドであり、経営視点と人の視点を融合させた内容が特徴です。多くの現場が直面する課題に対する具体的な解決策やデータに基づく見解が豊富に盛り込まれており、...
感想・レビュー・書評
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「人事管理」に関してのテキスト。読み手としては、経営学部の学生・院生や、企業の人事部門の若手等が想定されているのだと思う。
筆者は、人事管理に関して教科書的な解説を加えるばかりではなく、終章で、「新しい人事管理の概念」として、下記の10項目を取り上げている。
■エンプロイアビリティ
■専門性
■従業員主導のキャリア開発
■業務の内容・時間・場所に関する従業員の自律性
■従業員の属性や働き方における多様性(ダイバーシティ)
■生得的な個人特性(年齢や性別など)によらない個別的管理
■職務内容や評価基準の可視化
■現在価値評価
■減給・降格・解雇手順の整備
■従業員の職場外活動への配慮
こういった新しい概念が人事管理のベースとなるべきとする背景には、時代の大きな変化がある。
日本の人事管理は、特に大企業のそれは、「企業が従業員に対して雇用保障や定期昇給などの義務を負う一方で、従業員は働く内容・場所・時間についての決定を企業に委ねる義務を負う」ものとされ、例えば終身雇用・年功賃金・企業別組合、等が、日本企業の人事管理の特徴とされ、また、最近では、そういった人事管理のあり方を、「メンバーシップ型(少し概念は違うが)」と呼んだりするようになった。
ところが、時代は変った。
変化の第一は、「将来のことは分からない。VUCAの時代だ」ということだと思う。将来に渡って、雇用保障や昇給を約束出来る企業は、もうない。高度成長期のように、企業が安定的に成長していくという想定を置くことは出来ない。そのため、従業員にとっては、現在勤務している会社に特有の職務遂行能力ということではなく、雇用マーケット全体で雇い続けられるスキルや能力(エンプロイアビリティ)が重要になり、それを意識したキャリア開発を自ら、あるいは、企業と共同して行うことが重要となる。報酬体系は、終身雇用を前提としたものではなく、「現在価値」に応じたものになっていくであろう。
変化の第二は、「無限定の働き方が出来ないことが当たり前」ということだと思う。これまでの考え方は、昭和時代のモーレツサラリーマン+専業主婦というモデルがベースになっていた。雇用保障を受ける代わりに、残業・休日出勤を行い、会社の命に従い転勤する。しかし、今の家族モデルに対して、そのようなことは無理である。社員にとって、それは従うことが難しい働き方になっているはずだ。「サラリーマン+専業主婦」モデルは、人事管理ばかりではなく、社会の仕組みのすみずみにまで浸透している。例えば、「年収の壁」問題や、年金の「第三号被保険者」問題などに、その矛盾が現れている。
全体として言えるのは、特に高度成長期にはうまくいっていた仕組みが、時代が変わって機能しにくくなっているにも関わらず、変化が遅いということかと思う。
本書の表現や内容は分かりやすく、人事管理を学んでみようという人にとっては、好適なテキストかと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
残念ながら、あまり面白くない。内容も特段特別な内容が書かれているわけでもなく、読んで何か身につくものではない。人事管理関連では、他に名著が出すぎており、レッドオーシャンで当たり障りのない書籍が出てしまったような印象を持った。
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理論的なものというよりも、人事トレンドを追ったものだった。
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わたしには読みづらい感が強かった。
文章や一文一文の構成はしっかりしている印象なのに、なぜここまで入ってこないの?と不思議になるほど読みづらかった。
原因としてはわたしの知識不足、興味不足が大きい気がする。データや資料に基づいた見解を表していて、良書なのだとは思う。
ただ人事初心者には敷居が高かった。
再読してみる。 -
実務と学術のバランスが取れた良書です。
おすすめ! -
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中原先生がツイッターで教科書としてベストと勧められていたのを見て速攻購入。確かにその通りで目配りも行き届いていて今日的課題もちゃんと押さえられているとてもありがたい本。
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東2法経図・6F開架 336.4A/H66j//K
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