政治行動論〔新版〕 有権者は政治を動かせるのか (有斐閣ストゥディア)

  • 有斐閣 (2025年4月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (218ページ) / ISBN・EAN: 9784641151369

作品紹介・あらすじ

人びとの投票行動や政治意識について,豊富な実証例とともに学べる定評あるテキストが,最新データと研究成果を反映して新版化。近年注目を集めるトピックもコラムとして新たに加え,より充実した内容に。代表民主制における有権者の役割を考える。

みんなの感想まとめ

有権者の政治行動やその実態を深く理解するための貴重な教科書であり、政治行動論を簡潔かつ網羅的に解説しています。内容は豊富な実証例で裏打ちされており、特に「社会的望ましさバイアス」や「有権者の政治知識と...

感想・レビュー・書評

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  • 本書は、代表民主制において重要な役割を担う有権者の政治行動や実態を研究する政治行動論をわかりやすく説明する教科書である。政治行動論について簡潔に俯瞰した日本語の書はあまり多くなく、すらすらと読める簡潔な書きぶりでありながら網羅的である本書はとても貴重な一冊。個人的には、第1章末のコラム2で説明された「社会的望ましさバイアス」(p. 40) や、第2章「有権者の政治知識と判断」の内容は知らなかったし、第3章「党派性とイデオロギー」で説明されたイデオロギー研究の歴史や学派は知識を整理するのに重宝した。ところどころ不足を感じたことはあったが、参照文献の記述がしっかりとあり、読書案内もあるので、これまで雑多に持っていた知識を体系化したうえで次に繋げられるのがありがたい。第9章「選挙制度の影響」では、小選挙区制の欠点として有権者の意見の多様性を拾えなくなる点が強調されていたのは少し気になった。話題はずれるものの、教科書という立ち位置である以上、なぜ日本政治が小選挙区制に移行するという判断を下したのか (中選挙区制における党本部の指導力低下や腐敗可能性) について説明があると、政治に明るくない読者にも親切だと考える。ただし、全体として非常に出来が良く、教科書でありながら有権者の判断の重要性を説く良いメッセージ性もあり、関心のあるいろいろな人におすすめしたい一冊。

  • 東2法経図・6F指定:311.1A/I26s/Miwa
    東2法経図・6F指定:311.1A/I26s/Isozaki

  • 【配架場所、貸出状況はこちらから確認できます】
    https://libipu.iwate-pu.ac.jp/opac/volume/586617

  • 【本学OPACへのリンク☟】

    https://opac123.tsuda.ac.jp/opac/volume/728700

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著者プロフィール

同志社大学法学部政治学科教授。専門は日本とアメリカの有権者の選挙での投票行動・世論。著書に『有権者のリスク態度と投票行動』(木鐸社)、共著に『政治行動論』(有斐閣)、『計量政治分析』(共立出版)など 。

「2026年 『「あの選挙」はなんだったのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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