新しいマクロ経済学 新版: クラシカルとケインジアンの邂逅

著者 : 齊藤誠

• 有斐閣 (2006年10月1日発売)

作品紹介・あらすじ

長い間好評を博してきた中級テキストの改訂版。各章に補論として先端的かつ継続的に関心が持たれているトピックスを追加。本格的にマクロ経済学を学ぶために必携のテキスト。

感想・レビュー・書評

[246さんの感想 · 2020年6月18日]

大学院コアマクロのあとで、通読。
第1章で示されている、ケインジアン、新しい古典派、ニューケインジアンの概観がわかりやすい。

[nyankoteacherさんの感想 · 2019年9月7日]

たいへん難しい。

[librarylovers2012さんの感想 · 2012年10月11日]

「社会科学&産業」分野第5位...（教育分野を除く）

[tetsuyaseikiさんの感想 · 2012年4月14日]

上級への架け橋としては微妙（結構難しい）。
LSの理解には有用。

[lenvergureさんの感想 · 2011年4月9日]

いろいろなミクロ的基礎付けマクロのトピックを載せている本。動学的最適化の理解のために２章を、あとはDSGEにこなれた後に読むといいのでは。絶対に必要な本ではない。

[wさんの感想 · 2008年7月11日]

動学マクロの入門書。

多分後期のテキスト。

[Matsuuraさんの感想 · 2008年2月27日]

ミクロ経済学を用いたマクロ経済学研究の本。第3章までは必読でしょう。

著者プロフィール

1960年愛知県生まれ。1983年京都大学経済学部卒業。1992年マサチューセッツ工科大学経済学部博士課程修了（Ph.D.）。住友信託銀行調査部、ブリティッシュコロンビア大学経済学部助教授、京都大学経済学部助教授、大阪大学経済学研究科助教授、一橋大学経済学研究科教授などを経て、2019年より名古屋大学大学院経済学研究科教授。
日本経済学会・石川賞（2007年）、全国銀行学術研究振興財団賞（2010年）、紫綬褒章（2014年春）。

著書
『新しいマクロ経済学』（有斐閣、1996年、新版2006年）
『金融技術の考え方・使い方』（有斐閣、2000年、日経・経済図書文化賞）
『資産価値とマクロ経済』（日本経済新聞出版社、2007年、毎日新聞社エコノミスト賞）
『原発危機の経済学』（日本評論社、2011年、石橋湛山賞）
『震災復興の政治経済学』（日本評論社、2015年）
『危機の領域』（勁草書房、2018年）
Strong Money Demand in Financing War and Peace（Springer, 2021年）他

「2023年 『財政規律とマクロ経済』 で使われていた紹介文から引用しています。」