日米企業の利益率格差

  • 有斐閣 (2006年11月8日発売)
3.50
  • (1)
  • (1)
  • (4)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 27
感想 : 1
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (242ページ) / ISBN・EAN: 9784641162785

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 「日米企業の利益率格差」は、本というよりは論文集に近いかもしれません。最も優れている点は、20年間にわたって、日本と米国企業の収益性の違いを、幾つかの切り口から比較していることです。たくさんのヒントがあります。
    ・日米トップ企業を比較すると、売上高営業利益率では、ほとんどの期間で米国企業が高い
    ・日米トップ企業を比較すると、ROAでは、2003年頃から日本が米国を上回った
    ・米国トップ企業は、1990年代以降、急速に資産を拡大した。M&Aの影響と思われる。
    ・日米トップ企業を比較すると、ROEでは、ほとんどの期間で米国企業が圧倒的に高い
    ・日米トップ企業を比較すると、ROEの差は、レバレッジの差
    ・全産業ベースでは、米国企業のROAが高い。公開企業ほど資産効率が悪化したと思われる。
    ・地価の高さ、売掛債権の多さなどを調整すると、日本企業の資産回転率は低くない。
    ・米国では、産業内格差が大きい。2000-2004年では、赤字企業が全体の1/3。
    ・米国では、赤字に対する許容度が高い。ハイリスク・ハイリターンの市場経済。
    ... いろいろ考えさせられます。【さとう 2007,08/31】

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

国際大学学長、一橋大学名誉教授
1969年一橋大学大学院商学研究科修士課程修了。72年カーネギーメロン大学経営大学院博士課程修了・PhD。その後一橋大学商学部で教鞭をとり、85年教授。この間スタンフォード大学客員准教授等を務め、東京理科大学大学院イノベーション研究科教授を経て2017年9月より現職。

「2019年 『激動の平成 日経 平成三部作』 で使われていた紹介文から引用しています。」

伊丹敬之の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×