日本経済のパースペクティブ 構造と変動のメカニズム (単行本)

  • 有斐閣 (2008年7月2日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (264ページ) / ISBN・EAN: 9784641163218

作品紹介・あらすじ

日本経済のすがたをくっきりと描き出す,待望の概説書。マクロの変動メカニズムとミクロの構造がダイナミックにとらえられ,一貫した視点をもちつつ,多面的に解説される。図を多用し,平明な説明を心がけており,日本経済の全体像をとらえるために好個な入門書。

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プレミアム

みんなの感想まとめ

日本経済の全体像を明確に理解できる概説書であり、マクロとミクロの視点から日本経済の変動メカニズムをダイナミックに描いています。著者は、戦後の歩みや労働市場、企業の特徴、財政、金融政策など多岐にわたるテ...

感想・レビュー・書評

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  • 『日本経済のパースペクティブ――構造と変動のメカニズム』
    著者:脇田 成 (1961-) マクロ経済学、労働経済学。

    【書誌情報+内容説明】
    2008年06月発売
    A5判並製カバー付, 264ページ
    定価 2,700円(本体 2,500円)
    ISBN 978-4-641-16321-8

    ◆ 日本経済をデッサンする ◆
    日本経済のすがたをくっきりと描き出す,待望の概説書。マクロの変動メカニズムとミクロの構造がダイナミックにとらえられ,一貫した視点をもちつつ,多面的に解説される。図を多用し,平明な説明を心がけており,日本経済の全体像をとらえるために好個な入門書。
    http://www.yuhikaku.co.jp/books/detail/9784641163218

    【メモ】
    ・8章を読む際に脇田(1998)を参照したいが、絶版で古書も高騰してる……。

    ・児童手当に言及する部分(189頁の欄外)では、Massimo Livi-Bacci(フィレンツェ大学)の提唱した「新生児基金」も紹介されている。

    ・蛇足。版元PR末尾にある「好個な」とは? と思いググる。以下『デジタル大辞泉』から。
    ――――――――――――
      こう‐こ〔カウ‐〕【好個】
     [名詞・形容動詞]ちょうどよいこと。適当なこと。またそのさま。
     「時間つぶしに好個な(の)読み物」
    ――――――――――――
     PR文には珍しい難語だった。勉強になった。



    【簡易目次】
    はじめに(2008年5月 筆者) [i-ii]
    目次 [iii-ix]

    第I章 日本経済理解の5つのポイント 001

    第II章 「失われた10年」の原因 013
     バブル崩壊・金融危機・小泉改革
     不良債権の規模と竹中金融行政
     不良債権の所得・消費ルート
     不良債権の生産性ルート
     構造改革と「失われた10年」 

    第III章 戦後日本経済の歩み 047
     経済復興期
     高度成長期
     石油危機から安定成長期へ
     1980年代:絶頂期からバブルへ 

    第IV章 日本経済理解のマクロ的枠組み 067
     4つの市場とクルーソーの寓話
     マクロの経済循環
     1人当たりのマクロ変数はどのくらいか
     「失われた10年」 

    第V章 市場をつなぐマクロ経験法則 085
     実質数量体系(1)
     実質数量体系(2)
     名目体系とフィリップス曲線
     企業利潤を軸とする景気変動理解の問題点
     有用な経験法則はなにか 

    第VI章 労働市場と「格差」社会 113
     「格差」社会と非正規雇用
     日本の労働慣行
     マクロ的労働慣行と春闘
     職場の労働慣行と職種別市場幻想
     これからの労働市場 

    第VII章 日本企業の特徴とガバナンス 143
     ガバナンス問題とは何か
     メインバンク制と日本の金融市場
     利益処分と労働分配率の推移
     これからの日本企業 

    第VIII章 財政危機と社会保障 167
     政府の役割
     日本の財政の現状
     地方財政と「格差」
     少子化と晩婚化
     公的年金のあらまし
     これからの政府

    第IX章 デフレーションと新しい金融政策 199
     インフレーションと日本金融政策
     新しい金融政策
     量的緩和の評価
     これからの金融政策 

    第X章 国際経済のなかの日本経済 223
     為替レートと国際収支の直観的理解
     日米貿易摩擦と円高シンドロームの政治経済学 

    第XI章 これからの日本経済 239

    索引 [249-254]

  • 地元の図書館で読む。著者の論文は、読みやすいです。物足りないと思う人も多いと思います。便利だと思う人も多数いると思います。僕は、両方です。経済学関係のサーベイを書いてみようかな。

  • 20100127開始

  • 日本経済の見取り図を描き出した概説書。大まかなミクロとマクロのメカニズムに関する知識を踏まえた上で、日本経済理解のポイントから戦後の歩み、労働市場、日本企業の特徴、財政、金融政策、これからの日本経済までを解説。(TRC MARCより)

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著者プロフィール

脇田 成(わきた・しげる):1961年京都府生まれ。東京大学経済学部卒。東京大学助手、東京都立大学経済学部助教授等を経て、現在、東京都立大学経済経営学部教授。博士(経済学)。著書に『ナビゲート!日本経済』(ちくま新書、2010年)、『賃上げはなぜ必要か』(筑摩書、2014年)、『日本経済論15講』(新世社、2019年)、『日本経済の故障箇所』、『マクロ経済学のナビゲーター[第4版]』(ともに日本評論社、2024年)など多数。

「2025年 『いまどうするか日本経済』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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