戦略的協働の本質

  • 有斐閣 (2011年5月29日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (390ページ) / ISBN・EAN: 9784641163706

みんなの感想まとめ

社会課題解決に向けたNPO、政府、企業の協働をテーマにした本書は、多元的な社会的価値を創造するための新しい概念や方法を探求しています。市民活動の成功事例を分析し、各セクターの協力がどのように大きな変化...

感想・レビュー・書評

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  • 【戦略的協働】社会課題解決を目的として、NPO・政府・企業が協働すること。単一もしくは2つのセクターでは生み出すことが不可能な新しい概念や方法を生成・実行することで、多元的な社会的価値を創造するプロセス。

  • 社会に大きな変化をもたらした市民活動の成功の背後にある行政・企業・NPOの各セクターの協働。その要因を分析し、勘や経験や運のみに頼らず、セオリーから成功を再生産するための研究。まだ途上の研究ではあるが、かなり実態に近づいてると思う。 [more] ・「協働の窓」モデル  問題の流れ、解決策の流れ、やる気の流れが、活動の流れに合流するポイントを「窓」。窓が開くのは偶然もあるが、「協働アクティビスト」の働きによってこじ開けられることもある。 ・協働アクティビスト  協働の成功に重要な役割を果たす「協働アクティビスト」を定義。その役割の中身を分析している。 ・18の命題  成功した事例の分析から浮かび上がる共通点。共通して見られる協働の特徴が11個、実現可能性を高める要因が7個。 ・協働アクティビストの行動指針  −気軽ではあるが濃密な相互作用の場を設定・活用せよ  −何が問題なのかを熱くじっくり語れ  −参加者の信念や思いを解決策に盛り込め  −しかし解決策は現実的であれ(技術的に可能、コストが許容可能、市民が黙認できる)  −そして解決策を洗練せよ  −偶然生じた活動に勝機を見出せ(チャンスはピンチの姿でやってくる)  −窓が開いたら他の窓の開放も探索せよ(チャンスは1つとは限らない)

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著者プロフィール

1946年 愛知県に生まれる
1969年 名古屋大学経済学部卒業
1975年 名古屋大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学
同年 名古屋大学助手、1977年 名古屋工業大学経営工学科助手を経て、
1979年 北海道大学経済学部助教授
1985年 経済学博士(名古屋大学)
1989年 北海道大学経済学部教授
1996年 北海道大学評議員
2000年 北海道大学大学院経済学研究科教授
2010年 北海道大学定年退職(北海道大学名誉教授)、札幌学院大学経営学部教授
2012年 非営利法人研究学会副会長
2014年 椙山女学園大学現代マネジメント学部教授
2017年~現在 星城大学経営学部特任教授

主要著作
『企業環境と管理システム』中央経済社、1982年
『交通と通信の組織:インフラストラクチャーの拠点』(岡野行秀と共編著)第一法規、1989年
『非営利組織の経営:日本のボランティア』北海道大学図書刊行会、1998年
『政策形成とNPO法:問題、政策、そして政治』有斐閣、2003年(平成16年度公益法人研究学会賞)
『戦略的協働の本質:NPO、政府、企業の価値創造』(平本健太と共編著)有斐閣、2011年

「2022年 『非営利法人制度改革の研究』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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