ジェネラル・パーパス・テクノロジーのイノベーション 半導体レーザーの技術進化の日米比較
- 有斐閣 (2016年3月31日発売)
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感想 : 4件
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Amazon.co.jp ・本 (380ページ) / ISBN・EAN: 9784641164697
作品紹介・あらすじ
さまざまな技術・製品に応用できる汎用性の高い技術=ジェネラル・パーパス・テクノロジーは,どのように生み出され進化していくのか。そのイノベーションのパターンにスピンアウトがどのような影響を及ぼすのか,日米半導体レーザーの発展プロセスから明らかにする。
みんなの感想まとめ
技術の進化とイノベーションのパターンを探求する本書は、特に半導体レーザーを通じて日米の技術進歩を対比し、スピンアウトがイノベーションに与える影響を解明しています。著者は、難解なテーマをわかりやすく解説...
感想・レビュー・書評
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■一橋大学所在情報(HERMES-catalogへのリンク)
【書籍】
https://opac.lib.hit-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/1001082028
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<blockquote>半導体レーザーを題材に,日米での技術進歩の対比を通じ,「スピンアウトがイノベーションのパターンに与える影響を明らかにする」というものです。
年末年始にこの本にかかりっきりとなり,今般漸く読了したというわけです。
いやあ面白かったです。
「日経・経済図書文化賞」を受賞したという記事が,確か昨年の11月だったかな〜載っていて,これは面白そうだということで,読み始めたわけです。
ま,こういう固い本って,ちょっと読んで,ゲ!何書いているかさっぱりわからん,おもしりもクソもねえというパターンが多いのですが,この本,実にわかりやすいです。
日経の昨年12/30の経済教室に清水先生の論文「イノベーションに何が必要か(下)スピンアウトに功罪両面 累積的な技術改善に支障」が載っておりました。そこに今回の本のエッセンスは載っていると思います</blockquote> -
キャッチアップ型が得意だった時代の日本の、典型的な成功例。米国が始めたGaN結晶成長の研究を、米国が諦めた一方で日本は継続し、見事ブルーオーシャン化させた。そして今日の青色LEDに青色レーザーの成果。ところが日本は産業化で世界を席巻できていない。アジア勢が技術とコストで追いついてきたから?それもあるだろう。しかし根本は装置技術大国である日本がMOCVD装置のシェアを持っていないところにあると見た。電子立国の歴史は証明する。やはり装置開発とデバイス開発は表裏一体でなければならない。
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