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Amazon.co.jp ・本 (336ページ) / ISBN・EAN: 9784641165953
作品紹介・あらすじ
明治以降の企業が,それぞれの時代に,どのような役割を果たしていたのか? またどのような役割を果たすものと考えられていたのか? 政府との関係,株主との関係,取引相手との関係,従業員との関係など,企業に関わる人々や時代背景との関係から読みとく。
感想・レビュー・書評
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戦後の話はどこかしらで見聞きしている事件が中心だが、明治時代の話は意外な点が多かった。
江戸時代からの知恵として、政治に振り回されるリスクへ備えるべく、暖簾分けでリスク隔離を進めていた、という整理は新鮮だった。
1921年の三菱•川崎争議の章を読むと、ロシア革命後の各国での労働者懐柔努力がよく分かる。赤化の可能性が客観的にどの程度あったのか分からないが、少なくとも当時リアルタイムで生きていた人にとっては、将来の不安定さ、は今の比ではなかったろうと思う。
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小野組破綻―曖昧だった営業の自由
日本郵船誕生―政争に巻き込まれた政商
足尾鉱毒事件の裏側―企業と地域社会
株主の異議申し立て―物言う株主
日糖事件―暗躍する「悪徳重役」
綿業総解合―市場の暴走
三菱・川崎争議―協調的労資関係の起源
東京電灯の経営破綻―株式会社亡国論の背景
経済統制と企業活動―「営利目的」は必要か
トヨタ争議―日本的経営・協調的労使関係の源流
三池争議と労働組合―協調的労使関係への最終局面
住友金属事件―行政指導と企業
公害と企業の社会的責任―長く放置された被害者
IBMスパイ事件と東芝事件―対外貿易摩擦と日本企業
投機的利潤追求と金融システム―住専問題を生んだ狂乱
山一證券の自主廃業―甘い期待が招いた失敗 -
女子栄養大学図書館OPAC▼ https://opac.eiyo.ac.jp/detail?bbid=2000059157
著者プロフィール
武田晴人の作品
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