本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 (266ページ) / ISBN・EAN: 9784641173170
みんなの感想まとめ
海軍が大英帝国の成立に果たした重要な役割を探る本書は、歴史に興味を持つ読者にとって魅力的な一冊です。特に、クリミア戦争やファショダ事件といった歴史的な出来事を知っていると、内容がより深く理解できるでし...
感想・レビュー・書評
-
世界史で訳が分からなくなり始める時代のことなので、その辺りの記憶がないと全く話が見えない。逆にわずかでも単語を覚えていると(クリミア戦争とかファショダ事件とか)、楽しめる。
後書きを読むと、ハイレベルな同好の士が集って語り合うなかから生まれた著作らしい。まるでインクリングズのよう。楽しんで筆を進めた気配が感じられる(でも価格が高い。それから横書き。まあ、資料など英文が多いから便利だったのかもしれないけど、読みにくい)。
で、内容は「ほお」と感心することがいっぱい。
例えば英国の19世紀の陸軍はスイスよりも兵力が少なかったとか、そのために大陸に干渉できずにとった政策が光栄ある孤立だったとか(ただの引きこもり?!)。ほかにも植民地の拡大が英国の足かせになった経過とか、英国の威信を支えていたはずの海軍が実は教条主義、官僚的になってガチガチだったのだ、とか。
そして永遠のライバルフランスとの関係。どちらにとっても1805年のトラファルガーって大きかったんだなあ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
海軍が大英帝国成立に果たした役割を論じた論文集。複数の著者によるものながら読みやすい内容です。
-
海軍のことを書きたかったから書いたというような半ば趣味のようなもので、決して学術的とは言えないし、イギリスの最新の研究を全く取り入れていないという致命的な書物である。
著者プロフィール
田所昌幸の作品
本棚登録 :
感想 :
