ロイヤル・ネイヴィーとパクス・ブリタニカ

  • 有斐閣 (2006年4月13日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (266ページ) / ISBN・EAN: 9784641173170

みんなの感想まとめ

海軍が大英帝国の成立に果たした重要な役割を探る本書は、歴史に興味を持つ読者にとって魅力的な一冊です。特に、クリミア戦争やファショダ事件といった歴史的な出来事を知っていると、内容がより深く理解できるでし...

感想・レビュー・書評

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  • 世界史で訳が分からなくなり始める時代のことなので、その辺りの記憶がないと全く話が見えない。逆にわずかでも単語を覚えていると(クリミア戦争とかファショダ事件とか)、楽しめる。
    後書きを読むと、ハイレベルな同好の士が集って語り合うなかから生まれた著作らしい。まるでインクリングズのよう。楽しんで筆を進めた気配が感じられる(でも価格が高い。それから横書き。まあ、資料など英文が多いから便利だったのかもしれないけど、読みにくい)。
    で、内容は「ほお」と感心することがいっぱい。
    例えば英国の19世紀の陸軍はスイスよりも兵力が少なかったとか、そのために大陸に干渉できずにとった政策が光栄ある孤立だったとか(ただの引きこもり?!)。ほかにも植民地の拡大が英国の足かせになった経過とか、英国の威信を支えていたはずの海軍が実は教条主義、官僚的になってガチガチだったのだ、とか。
    そして永遠のライバルフランスとの関係。どちらにとっても1805年のトラファルガーって大きかったんだなあ。

  • 海軍が大英帝国成立に果たした役割を論じた論文集。複数の著者によるものながら読みやすい内容です。

  • 海軍のことを書きたかったから書いたというような半ば趣味のようなもので、決して学術的とは言えないし、イギリスの最新の研究を全く取り入れていないという致命的な書物である。

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著者プロフィール

1956年生まれ。京都大学大学院法学研究科修了。慶應義塾大学法学部教授などを経て、現在、国際大学大学院国際関係学研究科特任教授、慶應義塾大学名誉教授。主な著書に、『国連財政』(有斐閣、1996年)、『「アメリカ」を超えたドル』(中公叢書、2001年、サントリー学芸賞)、『越境の国際政治』(有斐閣、2018年)、『素顔の現代インド』(編、慶應義塾大学東アジア研究所、2021年)他がある。本書『国際政治経済学』の初版により政治研究櫻田會賞(奨励賞)を受賞。

「2024年 『国際政治経済学[第2版]』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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