社会学の力 最重要概念・命題集 (単行本)

  • 有斐閣 (2017年6月15日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (312ページ) / ISBN・EAN: 9784641174306

作品紹介・あらすじ

社会学固有の概念,方法,命題の中で最も重要な70項目を厳選し,見開き2ページか4ページでコンパクトに解説しながら,現代社会学の魅力を伝える。これから社会学を学び始める学生をはじめ,社会学に関心のあるすべての人に向けて,社会学理論の全体像を提示する。

みんなの感想まとめ

社会を理解するための視点を提供する一冊で、個人の行動や価値観を社会構造との関係の中で捉える重要性が強調されています。社会学の基本概念や命題を70項目にわたり解説し、普段の生活では意識しにくい社会の仕組...

感想・レビュー・書評

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  • 2017/06/10 初観測

  • 社会学の基本的な概念や命題を通じて、「社会をどのように捉えるか」という視点を整理した一冊。個人の行動や価値観を、個人の問題としてではなく、社会構造との関係の中で理解するという社会学の基本的な考え方がまとめられている。

    社会学の特徴は、私たちが当たり前だと思っている行動や制度を「なぜそうなっているのか」という視点から捉え直す点にある。個人の意思や性格だけで説明されがちな現象も、実際には社会制度、文化、歴史、集団関係など様々な要因の影響を受けている。社会学はそうした見えにくい構造を明らかにする学問だと感じた。

    本書では、社会階層、規範、制度、役割、権力といった社会学の基本概念を中心に、それぞれがどのように社会を理解する手がかりになるのかが整理されている。普段の生活の中では意識することの少ない社会の仕組みを、言葉として捉え直すことで、世界の見え方が少し変わる感覚があった。

    社会は個人の集合で成り立っているが、同時に個人の行動を形づくる枠組みでもある。自分の選択や価値観も、完全に個人的なものというより、社会の中で形成されたものだという視点は特に印象に残った。

    普段当たり前だと思っていることを、
    一歩引いた視点から見直す。

    社会を理解するとは、
    そうした視点を持つことなのだと感じた。

  • 系・院推薦図書 総合教育院
    【配架場所】 図・3F開架
    【請求記号】 361||TO
    【OPACへのリンク】
    https://opac.lib.tut.ac.jp/opac/volume/448407

  • 本書は、社会学というディシプリンにおいて錬成されてきた70の諸概念を、一つひとつはコンパクトに、研究者たちがまとめ上げた本である。初めから順に読み進める方法が正統的なのだろうが、私はメゾ社会学に分類される各概念と、文化資本論に関するページをめくった。これまでに純粋社会学は勉強してこなかったが、教育社会学の一領域としての高等教育論に関心をもっていたので、その源流の命題や概念を理解することは重要なのだろう。興味を持っていたのは、メゾレベルの事象だということに気づかせてくれたこの本に感謝したい。

  • 東2法経図・開架 361A/To61s//K

  • 【書誌情報+内容紹介】
    編者:友枝 敏雄,浜 日出夫,山田 真茂留

    2017年06月発売
    A5判並製カバー付, 312ページ
    定価 2,700円(本体 2,500円)
    ISBN 978-4-641-17430-6
    Sociology: Concepts and Propositions

     社会学固有の概念,方法,命題の中で最も重要な70項目を厳選し,見開き2ページか4ページでコンパクトに解説しながら,現代社会学の魅力を伝える。これから社会学を学び始める学生をはじめ,社会学に関心のあるすべての人に向けて,社会学理論の全体像を提示する。
    http://www.yuhikaku.co.jp/books/detail/9784641174306


    【目次】
    第1部 社会学の方法
     「社会」の発見と社会学の誕生/社会的事実/存在と当為/方法論的個人主義と方法論的集合主義/統計帰納法,数理演繹法,意味解釈法/概念構成と命題構成/理論研究と実証研究/内在的批判と外在的批判

    第2部 概念構成――概念によって社会をとらえなおす
     【ミクロ社会学】自我と自己/行為類型/地位と役割/パターン変数図式/社会化/日常生活世界/自己呈示と相互行為儀礼/エスノメソドロジー/エイジェンシーと構造/言語行為と言説
     【メゾ社会学】基礎集団と機能集団/支配と権力/官僚制と近代組織/フォーマル・グループとインフォーマル・グループ/アノミーと同調・逸脱/信頼/社会関係資本/近代家族とジェンダー/感情労働と疎外/社会的承認
     【マクロ社会学】規範と制度/構造と機能/階級・階層と社会移動/大衆社会/伝統指向・内部指向・他者指向/消費社会/公共性と市民社会/社会運動/受益圏と受苦圏/正義/リベラリズムとコミュニタリアニズム/エスニシティとナショナリズム/家父長制とフェミニズム/資本主義と世界システム

    第3部 命題構成――社会のメカニズムとトレンド
     【メカニズム】社会統合と自殺/集団の拡大と個性の発達/合理化のパラドクス/相対的剥奪と準拠集団/予言の自己成就/顕在機能と潜在機能/認知的不協和/ラベリング/秩序問題/社会変動の機能主義的説明/合理的選択と社会的ディレンマ/複雑性の縮減/社会の機能分化/地位の一貫性・非一貫性と政治的態度/ハビトゥスと文化的再生産
     【トレンド】機械的連帯から有機的連帯へ/近代化/世俗化/啓蒙の弁証法/生活世界の植民地化/想像の共同体と

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著者プロフィール

関西国際大学教授

「2023年 『社会学の力〔改訂版〕』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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