福祉原理 社会はなぜ他者を援助する仕組みを作ってきたのか (単行本)
- 有斐閣 (2018年12月19日発売)
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感想 : 5件
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Amazon.co.jp ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784641174429
作品紹介・あらすじ
地縁や血縁など特定の「関係のない他者」を援助する仕組みである「福祉」。私たちは「福祉」という仕組みがあることで見知らぬ他者と共存し,社会を形成できているのだ。その正当化の論理を,3つの局面に焦点を当て,壮大なスケールで描き出す。著者待望の渾身の社会福祉論。
みんなの感想まとめ
福祉の原理について深く考察した本書は、古代から現代に至るまでの福祉の変遷を描き出しています。著者は、秩序維持型と秩序再構築型の福祉という2つの概念を通じて、福祉の仕組みがどのように社会と関わっているの...
感想・レビュー・書評
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秩序維持型の福祉、秩序再構築型の福祉という2つの概念で福祉の原理に切り込んでいる。現れとしての公という概念もキーになるのだが、いまいちそこが分かりかねるので、斎藤純一さんの本を再読せねばなるまい。
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私自身全くの門外漢でありながらも、福祉の恩恵に預かって生を立て直した経験から、興味を感じ購入した。古代から現代に至るまで、福祉の形がどんな変遷を辿ったか、主として抽象的な議論を展開している。具体的な行動や処置を説明するための原理を解き明かすものであり、極めて抽象的だが、哲学の思考で説明するスタンスだから、何とかついていけた。特に、現代の社会構造を説明する仕方が妙を得ており、原理論が目の前の事象を説明する力に感心した。これで実際の私の行動が向上するほどかゆいところまで手が届いているとは言い難いし、この論考自体観察を主たるものとしているので、やはり認識の面で視野を広げる本であり、そういう意味では社会を見る目が変わると言えるだろう。私としてはこの分野でこの議論レベルに到達できる訳がないから、あくまで門外漢だが、この論考を通じて見える眺めは滋養分として身になると思う。
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東2法経図・6F開架:369A/I96f//K
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著者プロフィール
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