- Amazon.co.jp ・本 (199ページ)
- / ISBN・EAN: 9784641174665
作品紹介・あらすじ
困窮や孤立,今日的なニーズへの支援として「伴走型支援」への期待が高まっている。この支援を通して社会はどのように変わるのか。10名のパイオニアが実践や研究の中から紡ぎ出す貴重なメッセージから,その概念や方法,課題や可能性について多面的に考える。
感想・レビュー・書評
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「生きていればきっと笑える時が来る〜牧師・奥田知志」 - ETV特集 - NHK
https://www.nhk.jp/p/etv21c/ts/M2ZWLQ6RQP/episode/te/68QVYR7W57/
コロナ禍で増える自殺、奥田知志牧師「宗教にできること、いっぱいあるのでは?」 : 社会 : クリスチャントゥデイ
https://www.christiantoday.co.jp/articles/29055/20210131/wcrp-spring-study-1.htm
伴走型支援 | 有斐閣
http://www.yuhikaku.co.jp/books/detail/9784641174665 -
ホームレスや多問題を抱えた支援の中から生まれてきた「伴走型支援」。今までの「解決型支援」では「解決」が付かないと支援できなかったのが、「解決がつかないけどつながっている」が支援と認識されてきたのは大きい。「ネガティブ・ケイパビリティ」を思い出した。繋がりを続けることで、その人の命を繋ぐ。私たちの臨床では日々実感している事が、このように形になり、方法論として確立していることに、日々の臨床体験に自信が持てた。本書は伴走型支援を行なっている奥田知志氏を始めとして、学者や実践家の実践についてだけでなく、最後に村木厚子氏が自身の実感も含めた考えと行政の立場もバランス良く述べられていたのが印象的。忘れてはならないのは、これを受け入れる地域づくり、まちづくりも一つのポイントであるということである。
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《『伴走』がこれからの福祉の流れ》
「支援」という言葉には「あなたはダメな人に何かしてあげる」という前提が入ってしまうので使いたくない、代わって『伴走』という言葉を使いたいと思う。
ただ今の時点で「支援」という言葉を封印するのは都合が悪い、そもそも書籍のタイトルが成り立たなくなるので使用することにする。
支援は「課題解決型支援」と「伴走型支援」に分かれる。前者は期間を決めて困りごとをを解決する。後者は人が繋がり続けることで人生を豊かにすることと解釈する。
「ハウスレス」は住む家を失うこと、これは住処を確保することで解決する。でもそれだけでは「自立が孤立」になってしまう。「ホームレス」から脱するには、助けられて、助ける側に回って、弱いけど多くの人との繋がりを持つ必要がある。家族のように強い繋がりではないけど、亡くなった時に悲しいと思ってくれる人が沢山いる人生は、悪いものではないだろう。
経済的に苦しい生活を送る人が益々増えるかもしれない。そんな中でも心豊かに生きるための「伴走型支援」がこれからますます必要であり、広がっていくだろう。 -
SDGs|目標3 すべての人に健康と福祉を|
【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/770582 -
女子栄養大学図書館OPAC▼ https://opac.eiyo.ac.jp/detail?bbid=2000055793
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【配架場所、貸出状況はこちらから確認できます】
https://libipu.iwate-pu.ac.jp/opac/volume/548296
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https://www.huffingtonpost.jp...
https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_61fa0d4be4b0c7df9743fc05