家族イデオロギー リーディングス アジアの家族と親密圏 第1巻 (単行本)
- 株式会社有斐閣 (2022年3月18日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (456ページ) / ISBN・EAN: 9784641174689
作品紹介・あらすじ
文明以前,家族は多様だった。《家父長制》は国家によって必要とされ,法律や制度,宗教,イデオロギーによって強化された。近代国民国家は,中間集団を解体して新たな「伝統」を創造した。現代家族は,国家支配から解放されて再び多様化したのか。
感想・レビュー・書評
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国家イブイズムの章を読みました。スハルト政権期の女性への主婦・母親イデオロギー浸透はとても強い影響力があったようです。日本の良妻賢母とはまた異なるイデオロギーで、地域の文脈で見る重要性が分かります。
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【書誌情報】
『家族イデオロギー 』
シリーズ:リーディングス アジアの家族と親密圏
巻次:第1巻
編者:森本一彦 (高野山大学教授)
編者:平井晶子 (神戸大学教授)
編者:落合恵美子 (京都大学教授)
2022年02月中旬予定
A5判上製カバー付 , 460ページ
予定価 6,930円(本体 6,300円)
ISBN 978-4-641-17468-9
アジアの9社会(日本,韓国,中国,台湾,ベトナム,フィリピン,インドネシア,タイ,インド)の貴重な論文を精選。第1巻では各国の家族が創られた過程を,親族構造や,儒教化などの文明化,家父長制と近代化を通して明らかにする。
〈http://www.yuhikaku.co.jp/books/detail/9784641174689〉
【主要目次】
序論(森本一彦)
【第1部 家族イデオロギー ──伝統・国家・個人】
◇1-1 伝統的家族
1. 初期インドにおけるバラモン的家父長制を概念化する
2. 服忌令から見た近世の親族関係
3. ベトナムの伝統的家族と儒教の影響
◇1-2 国家と伝統の創造
4. 民法出デテ忠孝亡ブ
5. 家名(ナームサクン)と姓(セー)の比較
6. 国家イブイズム
◇1-3 民主化・核家族・個人化
7. 日本社会の家族的構成
8. 血縁集団から市民化へ
9. 朴正煕体制下における「核家族」言説の変遷と二元構造
【第2部 家父長制と父系制──家とは何か】
◇2-1 系譜制の源流
10. 種子と大地
11. 『風土記』の女を読む,『魏志』倭人伝の“女”を読む
12. 日本古代社会の婚姻形態と血縁構造
13. 明清期における異姓継承
14. ベトナム南部における伝統的家族の変容
◇2-2 父系化の展開
15. 先祖祭祀と家の確立
16. 近世東北農村における「家」の確立
17. わが国近世の家族における家父長的支配
18. 烈女の誕生
19. 「家名(ナームサクン)」の起源と君主としてのラーマ6世の役割
◇2-3 系譜制の現在
20. 家族の変化と先祖祭祀
21. 家族とは誰のことか
著者プロフィール
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