教育学をつかむ 改訂版 (テキストブックス[つかむ])

  • 有斐閣
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  • Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784641177260

作品紹介・あらすじ

ユニット(平均8頁)単位でミニマムエッセンスを丁寧に学習できる教育学入門(教職科目にも対応)。学習指導要領改訂,コアカリキュラム,教員養成改革,大学入試改革,アクティブラーニングなど教育をめぐる新たな動向をふまえた10年ぶりの改訂。

感想・レビュー・書評

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  • 学術的背景を基に教育について網羅的に書かれてあります。「導入⇒本文⇒要約・確認問題・参考図書」という構成も内容の理解を助けてくれます。

    感覚的な教育実践論ではなく、教育史、教育と発達、心理学、各種統計調査等の根拠を丹念に積み上げながら論じられており、教育について学術的背景を学ぶには最適な書だと思います。まさに教育を科学するための入門書です。これを読んだ後に、興味があれば各分野の専門書をあたることで、より教育についての理解が深まるものと思われます。

    現場の教師はなかなか時間は取れないと思いますが、実践研究を感覚で行っていてマンネリ化や行き詰まったときに、こういった理論を身に付けることは大変に意義深いものだと思います。教員を目指す学生にも是非読んでもらいたい1冊だと思いました。

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著者プロフィール

●書籍編集者。株式会社アルテスパブリッシング代表。
●1964年、京都生まれ。精神病理学者の木村敏を父にもつ。

○滋賀県水口町~アルトルスハイム(西独ハイデルベルク近郊)~岐阜県高山市に暮らしたのち、小学校入学と同時に愛知県名古屋市に移住。中学時代にジョン・デンヴァーの音楽と出会い、作曲を志す。高校時代はクラブで合唱に打ち込むいっぽう、フュージョン・バンドでギターを担当。
○上智大学文学部哲学科に進学を機に東京に定住。大学で合唱活動を継続するかたわら、学外のバンドでヴォーカル、ギター、キーボードなどを担当。さまざまな音楽ジャンルの作曲・編曲を独学。

○1988年、株式会社音楽之友社に入社。一貫して音楽書籍の企画・編集に従事し、大中小の音楽辞典をはじめ、200点を超える音楽書籍を担当。会社員生活と並行してバンド活動、作曲活動を継続。コンピュータと多重録音機器をもちいて数多くの楽曲を制作。
○2007年、音楽之友社を退職。元同僚の鈴木茂とともに株式会社アルテスパブリッシングを創業し、共同で代表取締役に就任。以来、音楽書を中心に出版活動を展開。「音楽書と人文書を融合。独自ジャンル創出」(『新文化』2017年6月15日号)と評される。

●学校法人国立音楽大学評議員、桜美林大学リベラルアーツ学群非常勤講師。
●著書に『音楽が本になるとき──聴くこと・読むこと・語らうこと』〔木立の文庫、2020〕がある。

「2022年 『音楽のような本がつくりたい』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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