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- Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
- / ISBN・EAN: 9784641178045
作品紹介・あらすじ
二十世紀後半以降に急速に進んだ、「グローバリゼーション」と呼ばれる地球的規模の相互依存。今や国内領域と国外領域、政治と経済と文化を、切り離して論ずることはできない。中世と近代の社会的要素が混在した十七世紀の社会と、多くの類似点をもつ現代社会が形成する、入れ子状のネットワークと、その境界のゆらぎが生み出す新たな社会の可能性を、近代以降の歴史の中で問い直す。
感想・レビュー・書評
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キリスト教思想にはキリストが地上に再臨して至福の千年王国が実現されるという前千年王国説と至福の千年王国が千年続いた後にキリストが再臨するという後千年王国説がある。前者はキリストの再臨によって至福がもたらされると考えるので政治に対して消極的な態度を取るが、後者はキリストの再臨を準備するための政治的、社会的な変革を要求する。
企業間ネットワークは国境を越え、機能システムとの境界をまたいでいたもるのえ、企業、国家、機能システムのネットワークは相互に絡み合っている。
ネットワーク社会はグローバルなデジタル・ネットワークをインフラ的基盤にしているのでグローバル社会でもある。ネットワーク社会における最も根本的な分業は知識集約的な正確をもつ自己プログラム化可能な労働と労働集約的で機械に大体される一般労働の分割である。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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