心理学から考えるヒューマンファクターズ 安全で快適な新時代へ (有斐閣ブックス)
- 有斐閣 (2013年5月2日発売)
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感想 : 4件
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784641184114
作品紹介・あらすじ
私たちが生きる現代は、高度な科学技術や社会システムに支えられている。安全で快適な科学技術や社会システムを構築するためには、それらを扱う人間の行動・特性の理解が欠かせない。ヒューマンファクターズに関する諸問題を、個人レベルから集団レベルまで包括的に心理学的観点からとらえ直す。
みんなの感想まとめ
人間の行動や特性を心理学的視点から探求することで、現代の科学技術や社会システムをより安全で快適にするための知見が得られる本です。個人から集団まで幅広いレベルでのヒューマンファクターズに関する問題を考察...
感想・レビュー・書評
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図書館で見かけて読んだ。概念的な説明が多くて、もっと具体的に心理学研究によって操作性が大幅改善された事例を書いて、ヒューマンファクターズにおける心理学の重要性を伝えればよいのにと思った。今のところ心理学は大して重要でなく、エンジニアが感覚的に分析するのと変わらないという印象。岸田秀の「心理学者の解説はなぜつまらないか」という自虐エッセイを思い出した。
「誰のためのデザイン?」の著者のドナルド·ノーマンが何度も引用されていて彼が学術的にも先駆者なんだとわかった。八木絵香という先生が執筆した12章「リスク・コミュニケーションとヒューマンファクターズ」ではリスク分析への一般市民への関与が参考になった。
・専門家は「被害の大きさ✕生起確率」でリスクをとらえるのに対し~(中略)~一般市民は、単純に定量的データだけに基づいてリスクを判断するのではなく、過去に類似の事故はなかったか、過去に行政機関がどのような規制を行ってきたか、安全対策は実効的か、提供される情報に偏りはないか、またその情報は信頼できるのかなど、経験的価値判断も重視したうえでリスクを認知しているのである。(p231)
・多くの先進国で、失われた科学技術(専門家)への信頼を取り戻すために、専門家が市民を啓蒙するモデルから、一般の人たちの良識から導かれた結論を重視する「専門性の民主化モデル」を目指すようになりつつあるのである。(p244)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
心理学を工学にいかす
