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Amazon.co.jp ・本 (342ページ) / ISBN・EAN: 9784641200142
作品紹介・あらすじ
現代の民主主義国の政治に焦点を絞って,議会や政党はもちろん,文化,宗教,司法など,さまざまな分野を取り上げて説明していく新しい比較政治学のテキスト。世界的に民主主義が後退していると言われる今こそ,民主主義国の政治のしくみをじっくりと考えてみよう。
感想・レビュー・書評
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書名どおりの学部生テキストだが、自分が特に関心を持ったのは、司法と宗教という政治とは別物イメージのそれぞれの章。
政治の司法化と司法の政治化、特に後者は、米国の例と、本書で触れてはいないが韓国の例を考えれば納得がいく。
宗教の章では創価学会が出てくるが、これはあくまで一団体の話だ。翻って欧州では、「キリスト教民主主義」という存在がWWII後の西欧で欧州統合の推進者にすらなったという。またこの章では独の教会税や仏のライシテにも触れており、政教分離と言ってもその形態は多様なのを認識。
ほか文化の章では、安易な文化論を戒め世論調査の国際比較を引用する。ただし日独より米が伝統/保守的、韓台より日本の方が政治に関心がある割合が高い、との戸惑う結果もある。ただ文化といっても、一国の中で文化が政治的対立軸になるというのは、特に本書でも挙げる米の例を考えれば分かりやすい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
東2法経図・6F指定:311A/I89m/Miwa
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