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Amazon.co.jp ・本 (396ページ) / ISBN・EAN: 9784641220188
作品紹介・あらすじ
戦後日本は,めまぐるしく変動する20世紀半ば以降の国際社会をどう航海したのか。占領期から21世紀の今日に至る日本外交を分析・考察した,戦後日本外交の通史。民主党政権下の日本外交の総括を中心に補訂。
みんなの感想まとめ
戦後日本の外交史を深く掘り下げた本書は、占領期から21世紀に至るまでの日本の国際的な立ち位置を詳細に分析しています。特に、アメリカとの関係が常に重要であり、冷戦期を通じてその影響が色濃く残っていること...
感想・レビュー・書評
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9.11についての論文を書かなくちゃいけなかったので、アメリカの外交史について理解を深めようと利用した。最後のページの年表が1番扱いやすかった(目的的に)
でも、アメリカ史についてある程度背景知識がないと読み進めにくい印象があった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「公共政策応用演習(日本外交史)/ 日本外交史」
李秉哲先生 参考図書
https://library.shobi-u.ac.jp/mylimedio/search/search.do?target=local&mode=comp&materialid=00080639 -
学生の時は全然興味が湧かなかったのに、大人になってからもっと勉強しておけばよかったと後悔する歴史の授業。
時間が近いと授業でコメントしにくいという面はあるのだろうけれど、縄文時代とかよりももっと近現代史に時間を使ってほしかった。 -
▼福岡県立大学附属図書館の所蔵はこちらです
https://library.fukuoka-pu.ac.jp/opac/volume/293155 -
ソフトカバーの有斐閣アルマだし、と気軽に読み始めたが、中身が詰まっていて甘かった。一学期かけて学ぶか、手元に置いて何度も参照するべき本だと思う。
とにかく米国の存在の大きさ、というのが一読しての印象。中・韓・東南アジア・欧州は関係のある時期にしか出てこないが、米国は、占領期はもちろんのこと冷戦期まで常に登場し続ける。当然と言えば当然かもしれないが。
1957年の外交青書第一号では、「国際連合中心」「自由主義諸国との協調」「アジアの一員としての立場の堅持」を戦後日本外交の三原則として掲げていたという。東南アジア(の自由主義国)への援助は、第二・第三原則の調和の例だっただろう。一方、冷戦構造から一定の距離を置きたい東南アジア諸国の姿勢もまた存在し、第二・第三原則間のジレンマもあったようである。
終章では、戦後日本をリードする主要な軸となったのは「社会民主主義」「経済中心主義」「伝統的国家観」の三つの路線の連携や激突と述べている。冷戦後の現在、第一路線は実質的には消滅したようなものである。第二路線はまだ存在するが、日本の経済力が国内的には頭打ち、国際社会の中でも影響力が低下している中で、かつてほどの主要路線と言えるかどうか。第三路線は相対的には力を増してきているようでもあるが、現在の軸とまで言えるかどうか。 -
内容(「BOOK」データベースより)
歴史の瞬間は、その時点に立って考えれば、いつも「海図なき航海」であった。戦後日本は、20世紀後半から21世紀の今日までの国際社会をどう航海したのか。めまぐるしく変動する国際環境の中での外交的選択の戦後70年を、ここに再現する。占領期から21世紀の今日に至る日本外交を分析・考慮した、読み応えある戦後日本外交の通史。民主党政権下の日本外交の総括を中心に補訂し、21世紀の世界と日本を考えるに不可欠な視座を提供する。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
五百旗頭真 1943年、兵庫県に生まれる。1967年、京都大学法学部卒業。1969年、京都大学大学院修士課程修了。広島大学政経学部助手、講師、助教授、神戸大学大学院法学研究科教授、防衛大学校長を経て、現職。その間、ハーバード大学客員研究員、ロンドン大学客員研究員など。現在、熊本県立大学理事長、ひょうご震災記念21世紀研究機構理事長、神戸大学名誉教授(日本政治外交史専攻)。法学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
目次
序 章 戦後日本外交の構図(五百旗頭真)
第1章 占領下日本の「外交」(同上)
第2章 独立国の条件─1950年代の日本外交(坂元一哉)
第3章 経済大国の外交の原型─1960年代の日本外交(田所昌幸)
第4章 自立的協調の模索─1970年代の日本外交(中西寛)
第5章 「国際国家」の使命と苦悩─1980年代の日本外交(村田晃嗣)
第6章 冷戦後の日本外交(五百旗頭真)
結 章 戦後日本外交とは何か(同上)
動画も配信中!
2016年10月に購入した本→https://www.youtube.com/watch?v=Je4YkmutDYo -
319.1||Io4||Se=3S
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戦後の歴史を学ぶ上で、時系列で非常に分かりやすく述べられている良書。
特に外交とはいうものの内政と比較しての外交であるから、要は戦後日本がどのようにして立ち直ってきたか、その後現在までの政治的な流れを分かりやすく簡潔に、時代背景を分かりやすく含めながら説明している。
著者と編者が全員京都大出身ということで、当初文調が偏っていることもあるかと思ったが、ほとんどそのようなものは見受けられなかった。
ただし60年安保の際の動員人数が数十万人とか、ベ平連が政治的色の無い中立的なものであるとかいった記述があったが、警察発表によると動員数は十数万人で、またベ平連のような存在がそのようなものであるはずはなく、必ず何か政治的色彩があるものと考える。
外交史について、今後も他書で学びたいと思うきっかけとなった。 -
2010年の第三版に2014に補訂を加えたもの。
戦後の外交を大局的に見られて、大変よい。占領下の GHQ との交渉から始まり、2013/12の安倍靖国まで。
戦後体制で首相が外交権限を持つようになったとは言え、長く参謀機能が欠如していたこと、日本が国内高等教育を自前で持ったが故に、言語だけでなく国際構想力に乏しいという指摘に納得する。
その中で、外交官出身の首相の功績と、外交的連続性を破壊した民主党政権の罪の大きさを改めて感じさせられた。
著者プロフィール
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