経営情報論 新版補訂 (有斐閣アルマ)

  • 有斐閣
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レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (354ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784641220577

作品紹介・あらすじ

めざましい発展を遂げる情報通信技術。しかし、有効な経営情報システムは、技術による効率化だけでなく、人間的な情報の相互作用をも含めて体系化することによって初めて実現可能となる。組織論や戦略論など、現代経営学の基礎を踏まえたテキスト。補訂にあたり、新たな技術環境や情報化実践の展開、行政の動き等を加えた。

感想・レビュー・書評

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  • 授業で使用。

    わかりづらい。第一章の練習問題は何度本文を読み返してもわからない。

  • 専門職大学院に通学していた頃に「経営情報学」という領域があることを知ったものの、耳学問に過ぎないことを後ろめたく思っていた。最低限の理解は必要だと考え、冬休みを利用して本書を読んだ。

    私が本書から学んだことは2点ある。

    第1は、意思決定のタイプと階層性という話(p.62)。構造性と組織階層という2軸によって意思決定を分類し、それぞれのテクニックをまとめた表は理解しやすかった。非構造的な意思決定は直観や経験を必要とするため、組織は人の選抜とトレーニングとを行う。サイバーセキュリティにおいて人材育成が重要なのは、非構造的な意思決定を戦略より低い階層で行う場面が多々あるからだ。

    第2は、ICTの2つの側面と2段階効果とについて(p.217)。ICTには、人間から判断を省いて組織に従属させる側面(自動化)と、判断に寄与して人間を組織に参画させる側面(精緻化)という相反する性質がある。それぞれ、効率と効果と言い換えてもいいかもしれない。新技術は、予期していた効果を効率よく行うために導入されることが多い。しかし、その技術が普及するにつれ、思わぬ副作用(効果)をもたらす。社会に対して本質的な影響を与えるのは、2番目によるところが多い、という。

    全般的にはICTの歴史に関する章が多く、その業界に身を置いていた者にとっては新鮮味が少ないだろう。情報についての考察も多くはない。経済学の話題もなく、インターネットサービスの興隆の中で両面性市場(たとえばオークションの主催者は出品者と落札者との2つの市場を持つ。どちらから収益を上げるかは重要な課題である)に触れていないことは意外だった。

    なお、本書は2015年3月に出版された新版補訂とのことだが、参考文献欄を見ると2010年以降の書籍は『ビッグデータの正体』(2013年)の1冊だけなので、基本的に2008年(新版)または2003年(初版)の内容と考えられる。情報セキュリティについては、ISO/IEC 27000シリーズ以前の記載である。

  • 336.17||T66||Ke=2S

  • 情報通信が会社の基盤を支えるシステムになって久しい。
    もはやICTなしでは経営は成り立たない。

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