新・国際金融のしくみ (有斐閣アルマ)

  • 有斐閣
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  • Amazon.co.jp ・本 (306ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784641221680

作品紹介・あらすじ

時々刻々と変化し複雑なしくみをもつ国際金融について,丹念かつコンパクトに解説する入門テキストの決定版。国際金融の実務,理論,制度,歴史の基礎知識をバランスよく習得できる。好評を得てきた旧著を全面的に刷新したうえで,新動向を盛り込んだ。

感想・レビュー・書評

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  • 2024年1月31日読了。外国為替など国際金融の実態・ポイントと、どのような危機を迎えどのように発展・変化していったのかを解説する本。章末に「練習問題」が付けられているのは学生向けか?前半は普通の内容だが、第8章「国際通貨制度の変遷」以降歴史の話になると急に著者のギアが入り文章の熱量が上がる感覚が楽しい。国際金融の仕組みが複雑で不安定なのは、現実社会・政治・経済が複雑なことを反映しているのだな。第12章にフィンテック・ブロックチェーンに関する話題も取り上げられているが、この複雑性がテクノロジーによってシンプルにユーザーフレンドリーに変化しうるものなのだろうか。

  • ■一橋大学所在情報(HERMES-catalogへのリンク)
    【書籍】
    https://opac.lib.hit-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/1001175486

  • 東2法経図・6F開架:338.9A/N84s//K

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著者プロフィール

西村 陽造(立命館大学政策科学部教授)

「2022年 『SDGs時代のサステイナビリティ学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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