憲法判例と裁判官の視線 その先に見ていた世界

  • 有斐閣 (2019年10月9日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (276ページ) / ISBN・EAN: 9784641227774

作品紹介・あらすじ

最高裁の裁判官はどのような思考のもとに憲法判断を行っているのか。歴代の最高裁判事の議論の多くに直接・間接に接し,自身も最高裁判事として憲法判例の形成にかかわった著者が,時代を画した主要な憲法判例13件をとりあげ,その背景事情をも踏まえて考察する。

感想・レビュー・書評

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    https://opac123.tsuda.ac.jp/opac/volume/725493

  • 元最高裁判事が裁判官の思考過程を(差し支えないと思う範囲で少しだけ)明らかにしたというもの。
    類書を見ないとまでは言えないが、ある程度読みやすく書かれており、それなりに意義のある一冊。

    裁判所は、時代の先を見据えることはあっても、時代の先を行くリーダーシップを発揮する役割を担っているわけではない(担おうともしていない)、ということが著者の出発点となっているように感じられる。たくさんの本等で論じられているところであるが、その賛否は分かれるのだろう(どうでもいいと思っている人が大半かもしれない。)。


    筆者が裁判官の思考過程として信奉するリーガルマインドによる直感。筆者がどのようにリーガルマインドをとらえているのかは必ずしも明らかではないが、学者と裁判官の思考過程について「両者には基本的に異なる点がある」(p18)とするところには、個人的には疑問があり、もう少し深く考えてみてもいいのではないか(又はもう少し深く説明してほしかった)という残念感がある。
    さもなければ、裁判官の「良心」(憲法76条3項)は裁判官の恣意そのものであるという批判がされかねない。

  • 東2法経図・6F開架:327.01A/C42k//K

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著者プロフィール

弁護士(第一東京弁護士会),元最高裁判所判事

「2025年 『憲法研究 第16号』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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