国際協力: その新しい潮流 (有斐閣選書 207)

著者 :
  • 有斐閣
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  • Amazon.co.jp ・本 (342ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784641280595

作品紹介・あらすじ

途上国の人々への支援をめぐる状況は急速に変質している。こうした新しい潮流を整理・検討し、どうすれば地球社会がバランスのとれた持続可能な形で前進できるのかを読者とともに考える。

感想・レビュー・書評

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  • 市場経済に基づくグローバル化は人類の活動全体の効率を高める一方で、そのままでは弱肉強食によって格差を広げ、平等を損なう恐れがある。脆弱国家と破たん国家には概念が異なり、一般的にはガバナンスや制度が弱い国を指す。
    国際社会で世銀、IMFを中心に構造調整融資の枠組みのようにある種の規範、ルールに基づいて援助、融資が行われるようになるのは、主として1980年代以降である。

  • 学部時代のテキスト。少し古いが、幅広い視点から、国際協力の潮流がまとめられており、テキストとしてお勧めの一冊。学部生には一度読んでわかるという内容ではなかったので、数回読んだ記憶がある。

  • 大学の教科書として使用。
    国際協力の基礎知識や用語、略語が詳しく書かれている。

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著者プロフィール

法政大学名誉教授

「2022年 『最大ドナー日本の登場とその後』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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