新・女性学への招待 -- 変わる/変わらない 女の一生 (有斐閣選書)
- 有斐閣 (2011年10月31日発売)
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感想 : 4件
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- Amazon.co.jp ・本 (276ページ)
- / ISBN・EAN: 9784641281240
作品紹介・あらすじ
女であることによって直面する問題や選択肢、葛藤や揺らぎを具体的に描き出す。女性学のパイオニアからのメッセージ。
感想・レビュー・書評
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「女性学」という言葉をこの本ではじめて知りました。30代を迎えたいち女性として、自分が今置かれている状況や考え方、葛藤が、いかに性別役割に影響を受けているのかを実感。そのうえで、自分はどうしたいのか、他人にどう接するべきかを自分で考えるきっかけになりました。「ジェンダー」問題についても、昨今やっと認知されるようになりましたが、ここまでくるのに長い年月をかけて活動してくれた方のおかげ。女性学のみならず、ジェンダー問題をより深く知りたいと思える本でした。
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主張自体はすごくいいんだけど、フェミニスト視点に偏りすぎている。
女性の中には現状に不満を抱いていない人も多い。もちろん、男尊女卑の現代に切り込むため強い口調になるのは仕方ないが、そうした方達の意見を無視して一方的な主張をするのは間違っているのではないか。
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