現代韓国を学ぶ (有斐閣選書 1675)

  • 有斐閣 (2012年3月26日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (372ページ) / ISBN・EAN: 9784641281288

作品紹介・あらすじ

サムスンに代表される韓国企業の躍進や,国家をあげたIT化戦略とその成功など,存在感が増す一方の韓国。勢いに乗る韓国のいまをコンパクトにまとめた待望の書です。韓国に興味を持っている人も持っていない人も,韓国にはまっている人も必読!

みんなの感想まとめ

韓国の近代史や社会構造を深く理解できる内容が特徴で、特に日本と韓国の関係に焦点を当てている。竹島問題や従軍慰安婦問題など、歴史的なテーマを掘り下げることで、両国の視点の違いを浮き彫りにし、読者に考察を...

感想・レビュー・書評

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  • 韓国の近代史など
    知識が並んでいるだけなので、面白くはない。

  • (レビューではなく感想だな) 竹島問題や従軍慰安婦問題など、論じるにはきちんとした知識が必要だと思い購入。近現代史を主として、日本と朝鮮(北と南を合わせてあえてこう書く)との関係がわかりやすく論述されている。終わりの方に在日コリアンの書いた文章があるが、日本人が書いた記述とやはり言い回しが違うことを感じた。 客観的には竹島の問題はすぐには解決はしないだろう。それは、過去の人間たちも解決が容易ではないことを知って棚上げしてきたからだ。慰安婦については、日本の総理や政府の態度次第だろう。日本で演説をしてもダメだ。このことについての所信を韓国を訪問した際に、過去の歴史的事実、われわれの考え、これまでに行われた戦後の政策の事実を韓国民に伝わるように演説したらいい。 朝鮮、日本それぞれの考え方がある。何もしないではそれは伝わらない。国内で大衆迎合的パフォーマンスをすることは私は幼稚だと思う。国民の総意を代表する人間は、相手国に対し堂々と公に説明する場をもっと設け、お互いを尊重しあったうえで意思を伝えあうことができないだろうか。日本人の正義や常識と朝鮮人の正義は異なることを認識した上で、今後の関係を考えるべきではないか。むしろ、世界における新たな外交関係をこのアジアから発信できるような、新しい発想をもった政治家はあらわることを期待してしまう。

  • ・競争社会
    情による家族による保護。むしろセーフティーネットが家族中心なので、家族が絶対。
    終わりなき競争を超越するには絶対神に心のよりどころを求めるしかない→キリスト教が多い

    ・主体性
    少女時代やKARAといったガールズグループの特徴は脚。いやらしくない。つまり「お色気」でなく「主体性」である。
    →(読者感想)
    真逆。脚は整形できないから、脚がいい人を集めているだけ。顔や胸はあとでどうにでもなるから。
    アイドルに主体性はない。薄給で事務所の操り人形で、AVの取り締まりが厳しい社会で、AV女優の代わりに露出してお色気の踊りを踊っている。
    女性ファンも拡大して狙う路線のアイドルのみ、お色気よりも格好よさにシフトした例があるだけでは。

    ・ポストモダン
    韓国では、主体の強化がポストモダンという認識。
    日本ではそれはモダンの範疇。主体の無化がポストモンダン。
    強化とは、複数化(多文化主義)・グローバル化・エンターテイメント化。
    →(読者感想)
    複数化がポストモダンであり、複数化が進むと無化になるので日本と同じようなポストモダンなのでは?残り2つはよくわからない。主体の強化が韓国ポストモダンということが理解できない。

    ・恨(ハン)
    恨みのエネルギー。
    それと対になる情に支えられたウリの共同体。生態感覚を伴った意気投合。

    ・大きな成功をおさめたものに対して「韓国」「韓国人」といった要素を強く読み込んでしまう。
    →日本でもおんなじだねー

    ・速度社会(バㇽリバㇽリ)
    スピードを求める社会だが、昔からではなく戦後できた文化。


    ・同質な社会
    民族・文化・社会の同一性が強い。極端なまでの平等主義。
    →(読者感想)競争社会との関係は?矛盾しているが、そういう社会でも競争しなければならないので、余計ストレスがかかるということだろうか。

    ・大人数の子ども抑制→現在は少子化対策でたくさん産もう

    ・国家宗教「英語教育」
    子どもを小さいころからアメリカ留学させる過程も。母もアメリカに行き、父は一人韓国。「キロギアッパ」と呼ばれる。

  • どちらかに片寄ることなく韓国の今昔について教えてくれる。知らなかったことを知る機会が持てた。

  • 相手国を知るには、語学力を含めたコミュニケーション力が必要と紀蔵氏は言う。

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著者プロフィール

小倉 紀蔵(おぐら・きぞう):1959年生まれ。京都大学名誉教授。専門は東アジア哲学、比較文明学。東京大学文学部ドイツ文学科卒業、韓国ソウル大学校哲学科大学院東洋哲学専攻博士課程単位取得退学。著書に『入門 朱子学と陽明学』『新しい論語』『朝鮮思想全史』『京都思想逍遥』(以上、ちくま新書)、『弱いニーチェ』(筑摩選書)、『比較文明学の50人』(編著、筑摩選書)など。

「2025年 『日本群島文明史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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