排除と差別の社会学 新版 (有斐閣選書)

制作 : 好井 裕明 
  • 有斐閣
3.20
  • (1)
  • (0)
  • (3)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 56
レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (346ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784641281400

作品紹介・あらすじ

原発事故やヘイトスピーチ、いじめ、マタニティ・ハラスメントなど、日常生活で生じているさまざまな排除や差別を社会学の視点で読み解く。「差別をしてしまうかもしれない存在」としてみずからをとらえた時、世の中はどんなふうに見えてくるだろう。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 編者:好井裕明
    カバー:西垣豊「ふくろうの川下り」
    装幀:与儀勝美

    【書誌情報】
    2016年09月発売
    四六判 並製 カバー付, 346ページ
    定価 2,376円(本体 2,200円)
    ISBN 978-4-641-28140-0
     日常生活のさまざまな場面で生じている排除や差別という現象を社会学の視点で分析し,問題の本質を考える入門テキスト。原発事故やヘイトスピーチ,いじめ,マタニティ・ハラスメントなど,いままさに注目すべき排除や差別の問題を取り上げて新版化した。
    http://www.yuhikaku.co.jp/books/detail/9784641281400

    ・詳細目次 <http://d.hatena.ne.jp/Mandarine/20170925

    【簡易目次】
    はしがき(2016年8月 好井裕明) [i-iii]

    第I部 排除や差別という現象から世の中を考える
    第1章 排除と差別の社会学を考える2つの基本〔好井裕明〕 003
    第2章 部落差別の今は……?──「部落」・「部落民」の表象のゆくえ〔三浦耕吉郎〕 025
    第3章 「当事者」は差別や排除を語るのか?──〈ジモト〉の在日コリアンとともに感じたこと〔川端浩平〕 045

    第II部 個別の問題を手がかりとして
    第4章 「身体」をあたりまえに生きるために──「マタニティ・ハラスメント」という問題〔杉浦浩美〕 071
    第5章 「ひきこもり」からの問題提起〔石川良子〕 093
    第6章 学校空間における排除と差別〔古賀正義〕 117
    第7章 解放の政治から生成の政治へ──「ゲイ」というカテゴリーの意味転回〔小倉康嗣〕 141
    第8章 女性カップルの子育て願望への反発に見る排除のかたち──「子どもがかわいそう」をめぐるポリティクス〔杉浦郁子〕 167
    第9章 モザイクとしての「障害者問題」〔土浦 葉〕 191
    第10章 「ユニークフェイス」から「見た目問題」へ〔矢吹康夫〕 213
    第11章 「民族」との向きあい方──在日コリアンの歴史と日本社会の対応〔佐々木てる〕 235
    第12章 「復興災害」の空間と多文化的現実──21年目の被災地を歩きなおす/見つめなおす〔稲津秀樹〕 257
    第13章 原爆問題について自由に思考を巡らすことの困難〔八木良広〕 279
    第14章 原発事故による避難について考えるために──生活の再建をめぐるジレンマ〔坂田勝彦〕 303

    事項索引 [325-329]
    人名索引 [330]

  • 【新着図書ピックアップ!】「自分は差別と関係ない」という傍観の欺瞞を廃し、我々はみなその「内側」にいるという公平な立場を確保した上で、社会問題の本質を平易な言葉で問う本。「部落差別」「在日差別」「マタニティハラスメント」「ひきこもり」「学校での排除と差別」「LGBT」「障害者差別」「災害復興の現実」「被爆者」などの各テーマについて、識者が解説している。各章ごとに参考文献やブックガイドがついているのは親切。ときおり挟まれる映画コラムもユニークな企画。

  • 社会学の論文集といった内容の本でした。ひきこもりや原発問題など新しい内容が盛り込まれていることは評価できますが、社会学の論文というのは結局何がいいたいのか?何も言いたくないのか?わからなかったのか?という疑問だけが残るものが多いと感じました。

  • 差別なくそうというのは簡単だが、なぜ自分が日常で差別を感じるのかを考えよう、と言うのが先ですな。それぞれの差別について、章が分けられており、前半はあまりピンとこなかったけど、ひきこもりや、障害者の章から身近に考えさせられるようになった。
    ひきこもりは個人の問題じゃん。国で支援する必要ないよ、と思ってたけど、自分の子供がそうなり、誰も助けてくれないと確かに途方にくれて、「国よ、どうにかしてくれ、日本国民だぞ」と思うだろうな、と。そういう当事者意識をもって読みだすと途端にどの問題も切実に思えてきて、何かやらないと、思えるようになった。
    ゲイの方が人生について深く考えている。←正しい。僕にゲイの友達はいるか?いない。作りたい。となる。
    同性の両親の子どはかわいそう。←君は本人か?ノー。それは憑依だ。
    多様、多彩な状況、価値観がこの世には存在し、共に暮らすのが当たり前。障害者はかわいそうという先入観というか優越感。相手側に立つと、かわいそうの言葉は不要、手伝ってくれ、とは思うだろうけど。
    そこで思った。当事者意識と憑依って何が違うんだろ??佐々木先生教えて??
    考えさせられます。

  • マタハラの話などは面白かったけど、

    「えっ何言ってんだこいつ」って感じる執筆者がちらほら。

全5件中 1 - 5件を表示

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
エーリッヒ・フロ...
レベッカ ソルニ...
グレイソン・ペリ...
有効な右矢印 無効な右矢印

排除と差別の社会学 新版 (有斐閣選書)を本棚に登録しているひと

ツイートする
×