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Amazon.co.jp ・本 (358ページ) / ISBN・EAN: 9784642008280
作品紹介・あらすじ
一九九〇年代半ばから、日本社会は大きく変貌する。構造改革」の名のもと、「専守防衛」の転換をはじめ、日本型雇用の縮小再編成や社会福祉の大リストラといった、戦後日本の土台を揺り動かす事態が一斉に生じた。また、家族の空洞化や学級崩壊、グローバリズムの進展など、経済成長型社会から転換する分かれ道に立つ現代日本のゆくえを探る。
感想・レビュー・書評
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「あとがき」にあるように、「開発主義国家体制と軍事的小国主義
の解体過程」を理解の枠組に1990年代以降を取り扱っている。
(実際は前史として70年代高度成長期が多く含みこまれている)
その意味で僕自身の生きてきた時代と重なり合う部分が非常に大きく、
同時代性という意味で非常に興味深く読めた。
社会を分析する際の枠組設定がもたらす、論理の明快さ、という点で
非常に参考になった。
一方で、枠組から零れ落ちる問題も存在するということについても
自覚的でなければならないだろう。
複雑な社会をひとつの枠組みで絡めとることの危険性には、注意深く
ありたいものである。
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