現代語訳 小右記 10 大臣闕員騒動

  • 吉川弘文館 (2020年4月10日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (336ページ) / ISBN・EAN: 9784642018258

作品紹介・あらすじ

無能な左大臣顕光が辞任するという噂が駆けめぐる。代わって大臣の地位を得るのは、これも無能な道綱ではなく自分であると確信する実資は、情報収集に全力を傾ける。刀伊の入寇をさておいての騒動であった。

感想・レビュー・書評

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  • 2020(令和2)年発行、吉川弘文館の単行本。無能、無能と連呼される顕光と道綱はかわいそうだ。母親が日記を残したおかげで中学校の古文や文学史で名前だけはでてくる道綱はとにかく、悪霊左府となってしまう顕光は一般には縁がない人物。しかし、おそらく実資も面と向かってはいい顔をしていたと思うと、実は自分も同僚の日記では悪態をつかれているのではないだろうか、とか考えてしまう。いや、自分は無能、無能と連呼されてはいないと思うのだが。

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著者プロフィール

1958年、三重県津市生まれ。東京大学文学部国史学専修課程卒業、同大学大学院人文科学研究科国史学専門課程博士課程単位修得退学。博士(文学、東京大学)。国際日本文化研究センター教授。専門は日本古代政治史、古記録学。主著に『平安朝 皇位継承の闇』『皇子たちの悲劇』(角川選書)、『一条天皇』(吉川弘文館)、『蘇我氏』『藤原氏』『公家源氏』(中公新書)、『藤原道長「御堂関白記」全現代語訳』(講談社学術文庫)、『藤原道長の日常生活』(講談社現代新書)などがある。

「2023年 『小右記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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