室町幕府と守護権力

著者 :
  • 吉川弘文館
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  • Amazon.co.jp ・本 (369ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784642028141

作品紹介・あらすじ

中世後期の室町幕府‐守護体制は、中央権門=幕府と地域権力=守護が、相互に補完し合い成立していた。室町期から戦国期へと武家権力はいかに変わっていったのか。権力構造と秩序の実態を解明し、歴史的意義を探る。

感想・レビュー・書評

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  • 中世後期政治構造論の主要文献。著者は「室町幕府−守護体制」論の主要論者。室町期の政治構造を幕府と守護の関係に注目して論ずる。
    中世後期における地域権力研究の中心的位置を担っており、活発な議論を惹起した刺激的研究。

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著者プロフィール

1956年島根県生まれ。静岡大学人文学部卒業、大阪大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学、博士(文学)。現在、愛媛大学名誉教授。主要業績『室町幕府と守護権力』(吉川弘文館、2002年)、『中世の地域権力と西国社会』(清文堂出版、2006年)、『山名宗全』(吉川弘文館、2009年)、『山城国一揆と戦国社会』(吉川弘文館、2012年)、『中世後期の守護と文書システム』(編著、思文閣出版、2022年)

「2023年 『戦国期守護権力の研究』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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