中世王権の形成と摂関家

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  • Amazon.co.jp ・本 (292ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784642029483

作品紹介・あらすじ

中世において天皇・王家は本当に摂関家から自立していたのか。天皇を補佐・後見する摂関の職掌に着目することで、むしろ王家が摂関家と未分化で一体的な関係にあった事実を明らかにする。さらに従来、別々に論じられてきた摂関家・王家について、王権全体の枠組みの中で問い直し、院政の展開や、保元の乱、摂関家分立などについて新見解を示す。

著者プロフィール

1974年、愛知県生まれ。1997年、龍谷大学文学部史学科卒業。2007年、神戸大学大学院文化学研究科博士課程修了。現在、龍谷大学文学部特任准教授。 ※2021年3月現在
【主要編著書】『中世摂関家の家と権力』(校倉書房、2011年)、『九条兼実―貴族がみた『平家物語』と内乱の時代―』(戎光祥出版、2018年)、『朔旦冬至部類―影印と翻刻―』(共編、武蔵野書院、2018年)、『中世王権の形成と摂関家』(吉川弘文館、2018年)

「2021年 『摂関家の中世 藤原道長から豊臣秀吉まで』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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