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Amazon.co.jp ・本 (368ページ) / ISBN・EAN: 9784642039208
作品紹介・あらすじ
明治維新という社会変革を画期として、政治的な合意システムが「全会一致」から一人一票の「多数決」へと移行していく。近代の議会制度が導入された地域社会のなかで「公議」概念はどのように変容し、制度として定着していったのか。静岡県各地の事例を丹念に調査・検討し、〈合意形成のあり方の変容〉という切り口からその実態に迫る注目の一冊。
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みんなの感想まとめ
近世から近代への移行過程を、地方レベルの議会における「決め方」を通じて探求する本書は、政治的合意がどのように形成されてきたのかを丹念に解き明かします。特に、「全会一致」から「多数決」への移行を通じて、...
感想・レビュー・書評
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近世から近代への移行過程を地方レベルの議会での「決め方」をめぐっての議論を丹念なサーヴェイから解き明かし、公議から公議輿論への近代的合意秩序が生まれてくる様子を明らかにした好著。政治史の本ではあるが、「公益」とは何かという経済史の問題を考える際にもさまざまなヒントを与えてくれる。最後に加藤弘之の長い引用があるが、これもなかなか印象に残った。
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現在、当たり前のように用いている多数決という方法。しかし、なぜ私たちは多数決の決定に従うようになったのだろうか。そんな疑問を出発点に、本書は多数決が日本社会で受容されていく過程を描き出す。そしてそこから、「個人」によって構成される近代社会の形成のありようを見通すというスケールの大きな一書。制度でもなく、メディアでもなく、地域の動向の中から多数決の定着を描こうとする方法論がとても面白かった。
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東2法経図・6F開架:318.4A/I37m//K
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