近世都市〈江戸〉の水害 災害史から環境史へ

  • 吉川弘文館 (2022年5月30日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784642043496

作品紹介・あらすじ

江戸は、低地である本所・深川を中心に何度も水害に見舞われた。幕府の水害記録と対策マニュアル、女性・子どもと男性の避難の違いなど、水害への対応を具体的に描き出す。災害復興の中長期的都市政策や埋立・水路・堤防など人為的な自然環境の改変を解き明かし、自然と社会との連関を考察。災害を自然と人間との相互関係として捉える注目の書。

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

人間と自然の関係を深く掘り下げた本書は、江戸の水害を通じて、災害とその対応を多角的に考察しています。幕府の水害記録や避難行動の違いを具体的に示しながら、自然環境の改変や災害復興における都市政策を分析。...

感想・レビュー・書評

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  • 人間と自然の関係を問う既存の「災害史」から、人間もひとつのアクターとして、多様な自然の主体・・・大地・地震・気候・台風・水流・堤防・制水装置・街路・耕地・樹林・ウィルス・細菌・家畜なども人間と同じように「主体」としてとらえる「環境史」へと変転していく必要を提起。とはいえ、自然が歴史を決めてしまうようなマクロな(大雑把な)歴史観も「環境史」ではないと筆者はいう。

    その構想は魅力的。なんだけど、個々の論文はまだ「災害史」の色合いのほうが強いような。それぞれの論文は江戸の水害史として面白いし勉強になる。しかしそれが多様なアクターとしての環境史になっているかというと、まだまだ、という気がしてしまった。

  • ふむ

  • 東2法経図・6F開架:517A/W46k//K

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著者プロフィール

国文学研究資料館史料館助教授

「2000年 『日本近世史料学研究』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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