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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784642051262
感想・レビュー・書評
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「明恵(人物叢書)」田中久夫著、吉川弘文館、1961.02.05
262p ¥2,100 C1323 (2023.01.10読了)(2023.01.04借入)(2007.10.01/4刷)
確実な史料のみをもとにして書いているので、無味乾燥です。経典の専門家でもないので、明恵さんの信仰のよりどころである華厳経やそれをもとにした講義などの内容がどのようなものであったのかの解説もありません。60年ほど前の著作なので、引用されている文章や和歌の現代語訳もありません。何とも歯が立ちません。
女ひとりの歌詞の二番に出てくる「京都栂尾(とがのお)高山寺(こうざんじ)」は、明恵さんが後鳥羽上皇より賜った土地に建てたもの、ということです。
承久の乱の際に上皇方の人たちを高山寺でかくまったので、明恵さんが北条泰時のもとに引き立てられてゆき、泰時と明恵さんの交流が始まり、泰時が六波羅探題にしばらくいたので、何度か往き来したようです。
伝説によると、「明恵上人の太守一人が無欲になれば、天下は治まるという教訓を肝に銘じた」と泰時が言っていたとのことです。(212頁)
泰時の作った貞永式目は、明恵さんの影響のもとにつくられその後600年にわたって日本の法律として機能した、と言われています。
【目次】
はしがき
一 幼少時代
二 高雄における修学
三 紀州における遍歴
四 栂尾に入る
五 晩年
六 面影
七 伝説
系譜
略年譜
主要著作目録
伝記史料
伝記
史料集
明恵消息等目録
諸同行年齢一覧
参考文献
☆関連図書(既読)
「明恵 夢を生きる」河合隼雄著、講談社+α文庫、1995.10.20
(「BOOK」データベースより)amazon
「明恵上人樹上坐像」(京都・高山寺蔵)で名高い明恵であるが、鎌倉時代に次々と起った新仏教の華やかさの裏に、このようなすぐれた旧仏教の代表者がいたということは案外知られていない。本書は、華厳宗中興の祖であり、高潔な仏道実践家であるその生涯を、従来の説話類を排し、正確な史実に基づいてまとめた力作である。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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