佐々木導誉 (人物叢書 新装版 208)

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  • 吉川弘文館
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784642052016

作品紹介・あらすじ

佐々木導誉(高氏)は佐々木氏の庶流京極家の出で、近江に本拠を据え、初め北条高時に仕えたが、南北朝動乱期に活躍し、足利尊氏を補佐して幕府の基礎固めに尽力した。多くの国の守護を兼ね、旧来の権威を軽視する「ばさら大名」の典型とされた反面、芸能・文芸に堪能な風流の武将であった。文武両道に秀でた魅力的な風雲児の生涯を描く。

感想・レビュー・書評

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  • 平凡社ライブラリーの伝記(?)は読んでいたのですが、こちらはまだだったので、改めて、一読。
    コレ、ものすっげーー北方の『道誉なり』に参考にされてませんかい。
    なんか、小説で知ってるよ!!ココってネタがたくさん。
    そっかーそういう人だったのかと、改めて再確認。
    つか、分かってはいたけど、道誉様って、悪狸じゃのう。
    フィクサー、フィクサー!!
    南北朝のトリックスター!!

    若いころの事も、もっと沢山知りたいけども、そうか……資料ほとんどないのか。残念。

  • 太平記の時代についての知識がないので、今ひとつピンとこなかった。日本史の人物だと似た名前が多くて、系図と見比べていかないと訳が分からなくなる。事績ごとに書かれているので、年代も前後するし。

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著者プロフィール

1949年、長崎県生まれ。九州大学大学院博士課程中途退学。福岡大学名誉教授。文学博士(1985年 九州大学)。専門は中世日本の政治と文化。著書に、『太平記の群像』『闇の歴史、後南朝』『室町幕府崩壊』(角川ソフィア文庫)、『足利尊氏』『足利直義』(角川選書)、『南朝全史』(講談社選書メチエ)、『戦争の日本史8 南北朝の動乱』(吉川弘文館)、『後醍醐天皇』(中公新書)、『増補改訂 南北朝期公武関係史の研究』(思文閣出版)など多数。

「2023年 『足利義満』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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