大正天皇 (人物叢書 新装版 247)

著者 :
  • 吉川弘文館
3.31
  • (1)
  • (4)
  • (6)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 31
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784642052405

作品紹介・あらすじ

激動の明治・昭和の狭間で大正時代を治めた「守成」の君主。明治天皇唯一の皇子として手厚く育てられ、国民と身近な人間像を演出した。しかし、生まれながらの虚弱体質により、天皇としては政治的重圧に耐えることができず、在位は短期間に終わった。宮中関係者の日記など、近年公開された史料も活用し、悲運の生涯を浮き彫りにする本格的伝記。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 今までよく知らなかった大正天皇のことが少しわかった。
    昔誰かに聞かされた「遠眼鏡事件」は風説だったということを知る。やっぱり人の言うことを鵜呑みにしてはいけない。

  • 皇太子時代の大正天皇の実績でも最も目立つのは、日本各地および韓国への旅行である。
    大正天皇という、あまり目立たない存在だった天皇に集中している。面白い。

  • 読ーみーやーすーいー。
    震災時は療養中で摂政宮が動いていた。

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

古川隆久

1962(昭和37)年東京生まれ。1985(昭和61)年東京大学文学部国史学専修課程卒業、1992(平成4)年東京大学大学院人文科学研究科国史学専攻博士課程修了(博士(文学))。広島大学専任講師、横浜市立大学助教授などをへて、日本大学文理学部教授。専攻は日本近現代史。著書に『昭和戦中期の総合国策機関』(吉川弘文館 1992年)、『皇紀・万博・オリンピック』(中公新書 1998年)、『戦時議会』(吉川弘文館 2001年)、『戦時下の日本映画』(同上 2003年)、『政治家の生き方』(文春新書 2004年)、『昭和戦中期の議会と行政』(吉川弘文館2005年)、『昭和戦後史』上・中・下(講談社 2006年)、『あるエリート官僚の昭和秘史』(芙蓉書房出版 2006年)、『大正天皇』(吉川弘文館 近刊)などがある。

「2020年 『建国神話の社会史 虚偽と史実の境界』 で使われていた紹介文から引用しています。」

古川隆久の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×