石橋湛山 (人物叢書)

  • 吉川弘文館 (2014年2月14日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784642052719

作品紹介・あらすじ

明治から昭和に活躍した言論人・政治家・思想家。戦前は植民地放棄論、小国主義を唱えた経済ジャーナリストとして活躍した。戦後は政界に転身して自民党総裁、内閣総理大臣まで登りつめたが、病に倒れわずか二カ月で退陣し、その後は中国との国交回復に尽くした。多彩な言論と顔を持ち、「ナショナリズムの超克」を終生追い続けたその生涯を描く。

みんなの感想まとめ

多彩な言論と思想を持つ政治家の生涯を描いた本は、彼の理想主義と実践の両面を深く知ることができる一冊です。戦前には帝国主義に反対し、小国主義を唱え、戦後は日本の経済復興に尽力しました。彼の退任後も、世界...

感想・レビュー・書評

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  • 図書館にて借りた本。
    石橋湛山の生涯について深く知ることができる一冊。

    半藤一利氏の昭和史をきっかけにこの本に出会った。
    結果的に見ると各時代で理想的な考えをしていたと思う。

    戦前は帝国主義に反対し日本の小国主義を展開した。
    戦後は日本の経済復興に尽力。
    首相退任後は世界平和、世界連邦をもたらそうと
    日ソ中米で平和同盟を結ぼうと力を入れた。

    歴史にもしもはないが、もし石橋湛山が長きに渡り首相の任を全うできていれば、大きな変化をもたらしていたと思わざるを得ない。

    幼少期から日蓮宗や仏の考えに触れてきていたが、死の間際になりキリスト教の博愛の精神について学んでいた。

    この石橋湛山の生涯を通して学んだことは
    「新自由主義、修正主義の大切さ」である。

    新自由主義では2度の大戦から民族主義やナショナリズムに対して、それを乗り越えようと世界経済、世界連邦をもとめた。
    修正主義では信念や理念も大切だが失敗やミス、自分の思想でさえも修正しアップデートしていた。

    彼の先見的叡智は今の時代においてもなんら古さを感じないし偉大な人物であったと理解できる。

  • 石橋湛山の生涯と業績がコンパクトにまとめられている。次はミネルヴァ書房の石橋湛山を読むの、それと比べてみたい。

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著者プロフィール

1953年、中国天津市生まれ。現岡山大学教授。日本近代史専攻。
文化大革命の動乱を経て1982年、南開大学卒業。復旦大学大学院を経て1983年、国費留学生として来日、1991年早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程を修了(文学博士)。
早稲田大学助手、岡山大学助教授を経て現職。
〈主な著書〉
『石橋湛山の思想史的研究』早稲田大学出版部、1992年(第14回石橋湛山賞受賞)
『石橋湛山——自由主義の背骨』丸善ライブラリー、1994年
『現代中国を見る眼——民衆から見た社会主義』丸善ライブラリー、1997年
『石橋湛山の戦後——引き継がれゆく小日本主義』東洋経済新報社、2003年
『浮田和民の思想史的研究——倫理的帝国主義の形成』不二出版、2003年

「2006年 『晩年の石橋湛山と平和主義』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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