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Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784642052764
作品紹介・あらすじ
6世紀初め、近江から迎えられ大和の王権を継承した大王。淀川水系を中心に勢力を拡大し、即位後には氏姓(しせい)制・国造(こくぞう)制などの創始、百済(くだら)への援軍派遣など諸政策を実施する。晩年には「磐井の乱」を鎮圧し、死後葬られた今城塚古墳では盛大な葬送儀礼が行われた。記紀の信憑性を検証しつつ、古代国家の形成過程で大きな画期となったその生涯を追う。
みんなの感想まとめ
古代日本の国家形成における重要な転機を描いた作品で、継体天皇の生涯を通じてその出自や統治政策、外交戦略に迫ります。限られた史料を基に、王権を奪取し、支配制度を整備した継体天皇の人物像を丁寧に描写してお...
感想・レビュー・書評
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途中で諦めた
同じ内容が繰り返し -
記紀を中心とした文献史料を軸に、古代国家形成の画期となった大王の生涯を追う内容であり、その出自や統治政策・外交の実像へ迫るにあたり行われる史料批判や、当時の王統意識への言及などが興味深かった。
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乏しい資料しかないのに、丁寧に紡ぐことによって、謎の多い大王の姿を描き出している。
王権を奪取した(らしい)継体天皇、支配制度を整備し、外交にも力を入れていて、かなりの“やり手”だったようだ。
それにしても、この時期の日本は、朝鮮半島情勢に直接的に関わっていて、アクティブだったんだなぁと驚く。 -
継体天皇の人物像を、限られた資料の中から、捉えようとした書物である。日本書紀、古事記のなかから人物像を探るべく、以下の内容で書かれている。
第1 継体即位前の時代
第2 継体の生年と出自
第3 継体の即位
第4 継体朝の内政
第5「磐井の乱」
第6 継体朝の外交
第7 継体の死とその後
むすびにかえて
大和政権が成立する以前の朝鮮半島事情、中国の事情、力関係、国内の各豪族と朝鮮半島の勢力との関係などなど、日本書紀、古事記だけでなく、極東アジアの目線で継体天皇の時代を勘案することが今後ますます重要になってくるのだろう。 -
有益であるが、論証の仕方に難がある部分も。
先に水谷千秋氏の『謎の大王 継体天皇』『継体天皇と朝鮮半島の謎』(文春新書)を読んでおくといいかも。
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