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- Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
- / ISBN・EAN: 9784642052825
作品紹介・あらすじ
平安時代中期の武将。八幡太郎義家や頼朝を輩出した河内源氏の祖、頼信の長男として生まれる。藤原道長に仕えた父と共に平忠常の乱を平定。相模守を経て陸奥守として赴任、前九年合戦で苦戦の末に安倍氏を滅ぼした。父や弟頼清の活動や京で築いた政治基盤などに着目して生涯を辿り、『吾妻鏡』『陸奥話記』から創出された頼義像を見直し実像に迫る。
感想・レビュー・書評
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河内源氏の祖、頼信の長男であり、前九年合戦で安倍氏を滅ぼした人物の伝記。頼朝の奥州合戦の先例とされ後世肥大化した人物像から距離を置き、客観的な評価を試みる内容。小一条院や弟頼清との関係など興味深いものがあった。
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メモ
河内源氏。頼信の子で義家の父。今年訪ねたが、ゆかりの壷井八幡宮近くの廃寺に墓所がある。藤原摂関家全盛期の軍事貴族。受領として平忠常の乱や前九年の役等。頼朝に直結する武家の棟梁というイメージは覆されつつある。
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